KONAMIは本日(2012年3月9日),PlayStation Vita用タクティカルアクション
「METAL GEAR SOLID HD EDITION」を,
6月28日に発売すると発表した。価格は,パッケージ版が4980円,ダウンロード版が4480円(いずれも税込)で,CEROレーティングはD(17歳以上対象)。プレイ人数は1人となっている。
本作は,ゲームクリエイター・
小島秀夫氏の生んだ「METAL GEAR」シリーズの2本,
「METAL GEAR SOLID 2: SONS OF LIBERTY」および
「METAL GEAR SOLID 3: SNAKE EATER」のグラフィックスを高精細化してPS Vita用ソフトとしてまとめたもの。つまり,2011年11月に発売された
「METAL GEAR SOLID HD EDITION」(
PlayStation 3 /
Xbox 360)のPS Vita版といった位置付けとなるタイトルだ(元々PS3版は,発表時にPS Vitaとのトランスファリングが謳われていた)。
2つの名作、新たなスリル。
「スネーク」のはじまり。「雷電」のはじまり。そして、「メタルギア ソリッド」のはじまり。
すべての原点をめぐる物語が、PlayStation Vitaで登場!
敵を避けて潜入する究極のスリル「メタルギア」シリーズ。
冷戦時代の米ソを舞台に、絶えず変化する“時代(SCENE)”の中で、ネイキッド・スネーク--後の“BIGBOSS”の伝説の起点となる任務を描いた「MGS3」。
MEME(文化的遺伝子)を根底に流れるテーマとし、“ソリッド・スネーク”とFOXHOUND部隊の新人“雷電”二人の戦いを通じ、繰り返されるテロリズムの脅威を、時代を先見した深い物語で描いた「MGS2」。
次世代へと語り継がれる「メタルギア サーガ」の一篇をいま、その手の中に。
プラットフォーム移行に伴い,新たにPS Vitaのタッチパネルでの操作に対応。双眼鏡のズームや,装備品の切り替え,のぞき込みなどが,スワイプ操作で行えるようになる。デモシーン時には,画面の任意の部分をタッチして,見たい部分を拡大するなんてこともできるという。
高精細化により,文字などはより鮮明に
![画像集#012のサムネイル/PS Vita「METAL GEAR SOLID HD EDITION」は6月28日発売。グラフィックス高精細化,タッチパネル対応,PS3版とのトランスファリングにも対応](/games/149/G014999/20120309029/TN/012.jpg) |
![画像集#013のサムネイル/PS Vita「METAL GEAR SOLID HD EDITION」は6月28日発売。グラフィックス高精細化,タッチパネル対応,PS3版とのトランスファリングにも対応](/games/149/G014999/20120309029/TN/013.jpg) |
また本作は,PS3/PS Vita間での
トランスファリングに対応しており,両プラットフォームのソフトを持っていれば,セーブデータやトロフィーなどを共有できる。しかもこの共有は,Wi-Fi経由だけでなく,
TUS(Title User Storage)を利用したCloud経由でも可能なので,PS3とPS Vita間で直接データをやりとりする必要がない。つまり,自宅ではPS3でプレイ,そのまま外出してTUSに保存されたセーブデータからPS Vitaで続きをプレイ,また自宅に戻って――といったスタイルで簡単に遊べるのだ。
そんなこんなで,小島監督のトランスファリング構想(
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スクリーンショット