ニュース
古代エジプト&ギリシャが舞台のiOS向けディフェンスストラテジー「アレクサンドリア大戦絵巻」,大戦絵巻シリーズ第2弾となる本作の魅力とは?
本作は,同じくセガがiOS向けに配信しているタワーディフェンスタイプのストラテジー「源平大戦絵巻 〜白の波濤、紅の雲霞〜」(以下,源平大戦絵巻)のスピンオフタイトルだ。自軍の王を守りきるという基本的なゲームシステムはそのままに,源平対戦絵巻で描かれていた「和」のモチーフに対し,舞台を古代エジプトと古代ギリシャに移した本作では,古代文明の衝突が描かれる。
そんなアレクサンドリア大戦絵巻の見どころを伝えるべく,源平大戦絵巻でおなじみとなる自称・悪徳プロモーターのキラ・ロッソ氏が,スパルタ人だというディレクターのレオ・ニダス氏と,クレオパトラの末裔だというプロデューサーのクレオパト子氏を引き連れて4Gamer編集部に強襲をかけてきた。
源平大戦絵巻のときには,平家の末裔だという新小田夢童(しんおだむどう)氏を連れてきたキラ・ロッソ氏だが,本作のモチーフが古代エジプトと古代ギリシャということで,スパルタ人とクレオパトラの末裔を連れてきたそうだ。
相変わらず胡散臭い感じがするのはさておき,その一部始終をお伝えしていこう。
舞台を古代2大文明に移した本作では,そのカードが古代エジプトの壁画と古代ギリシャの壺絵をデザインモチーフとしたものになっているというわけだ。
ただし,「アレクサンドリア大戦絵巻はグラフィックスを差し替えただけのタイトルではない」とキラ・ロッソ氏はいう。
源平大戦絵巻では平家側の戦力しか使用できなかったが,今回は登場する両文明を使用することができるようになっているそうだ。これにより「源平大戦絵巻の2倍楽しめる」とキラ・ロッソ氏はアピールしていた。
レオ・ニダス氏によれば,それぞれの文明は用意されている兵士のカードが異なるのも特徴だ。「古代エジプト側にはミイラを召喚して攻撃するカードを用意したが,古代ギリシャ側にはそういったカードはなく,代わりにカタパルト(投石機)で攻撃するカードがある」といったように文明のイメージに合わせたカードを実装しているという。
さらに本作では,カードに描かれているイラストの見ために合わせた特殊能力を備えていたりするとのこと。たとえば,盾を持っている兵士は,敵の攻撃を1回防ぐことができるそうだ。キラ・ロッソ氏は「飾りじゃないのよ兵士のイラストは」と強調する。どうも明菜世代のようだ。
ちなみに,源平大戦絵巻には風神や雷神などが描かれたレアカードが用意されていたが,本作では古代神を描いたモチーフにしたレアカードが用意されている。「1億3000万人のエジプトファンに贈るべく,さまざまな古代神が登場するので期待してほしい」とクレオパト子氏はいう。高い効果を備えたカードばかりなので,レアカードの使いどころが勝敗を分けることもあるとのことだ。
キラ・ロッソ氏が見せてくれたカードの一例 |
こちらはレアカードを使用している様子だ |
ほかにも源平大戦絵巻にはなかった要素として,王の前を守る盾兵が攻撃を行うようになっているほか,王が必殺技を使えるようになっているのも特徴とのこと。王の必殺技は,デッキ構築時に9種類から3つを選択するようになっていて,ゲーム中の時間経過で最大3段階まで貯まるゲージを消費して発動することができ,攻撃系や防御系,回復系などさまざまな効果が設定されているので,どの必殺技を選択するかが重要になってくるそうだ。「1人プレイ時はもちろん,対戦プレイ時に盛り上がる部分になる」とレオ・ニダス氏。
そういった追加要素はもちろん,源平大戦絵巻と同じ同じように「グラフィックスに力を入れている点にも注目してほしい」とクレオパト子氏。兵士が倒れるときに出血表現があったり,敗北時には王が馬に引き回されたりといったゴア表現が取り入れられている点も見逃せないポイントだという。また,キラ・ロッソ氏は「キャラクターの筋肉の躍動感に注目してほしい」と語っていた。
なお,グラフィックスだけでなくサウンドにも力を入れており,クレオパト子氏によれば,iTunesでBGMの配信を予定しているとのことだった。
というわけで,アレクサンドリア大戦絵巻の魅力を3名に語ってもらったわけだが,なかなかプレイしがいがありそうなタイトルである。基本プレイ料金は無料とのことなので,興味がある人は1度プレイしてみるといいかもしれない。
「アレクサンドリア大戦絵巻」公式Webサイト
「アレクサンドリア大戦絵巻」購入ページ(iTunesが起動します)
- 関連タイトル:
アレクサンドリア大戦絵巻
- この記事のURL:
(C)SEGA