広告企画
【PR】「Halo 4」,本日発売。全世界累計4600万本を売り上げた人気シリーズの歴史と,最新作の魅力に直撃!
本日(11月8日)ついに,世界中のゲーマーが首を長くして待ち望んでいたXbox 360用FPS「Halo 4」が発売された。本作は,Haloシリーズとしては,約5年ぶりのナンバリングタイトルだ。
今回も,壮大なストーリーやマルチプレイ要素が楽しめるほか,毎週配信される新たなエピソードや,マルチプレイで使用するキャラクターのカスタマイズ機能など,長く楽しめそうな仕掛けが盛りだくさんとなっている。
とはいえ,「Haloの名前は知っているけれど,まだ遊んだことはなくて……」という人もいるだろう。そこでこの記事では,シリーズの歴史を簡単に振り返りつつ,Halo 4に詰め込まれた新たな魅力を紹介していこう。
「Halo 4」公式サイト
世界累計4600万本もの売り上げを誇る
超ビッグタイトル「Halo」シリーズとは?
まずは,Haloシリーズの概要について説明しよう。このシリーズは,全世界販売本数で累計4600万本以上(2012年11月初旬時点)という,とてつもない数字を記録しているSF FPSである。物語の軸となっているのは,宇宙へと進出した人類と,異種族の同盟「コヴナント」による戦争だ。
ストーリーに沿って攻略していくキャンペーンモードと,対戦や協力プレイが楽しめるマルチプレイモードがシリーズの大きな魅力となっており,とくにXbox LIVEを介したマルチプレイヤーモードの累計プレイ時間は50億時間を上回るほどの人気を誇る。
シリーズ第1作となる「Halo」は2001年(日本では2002年)にXbox専用ソフトとして登場(2003年にPC版とMac版,2011年にリメイク版もリリース)。2004年には,オンラインマルチプレイに初対応した続編「Halo 2」(Xbox)が発売され,2007年には「Halo 3」がXbox 360専用ソフトとしてリリースされている。
この3部作は「オリジナル・トリロジー」と呼ばれており,UNSC(United Nations Space Command)伝説のスパルタン(特殊機甲部隊隊員)であるマスターチーフを主人公として,人類,コヴナント,そして知的生命体に寄生する「フラッド」による,三つ巴の戦いが描かれている。
また,オリジナル・トリロジーとは別に,Halo 2とHalo 3のサイドストーリーが語られる「Halo 3: ODST」や,シリーズ第1作の前日譚を描いた「Halo: Reach」,シリーズ唯一のリアルタイムストラテジーゲームであり1作目のHaloよりも20年ほど前の時代を描いた「Halo Wars」といった派生タイトルも存在する。
さらに,小説やコミックなど,ゲーム以外のメディアによる外伝作品も数多く登場しており,中には,日本のアニメーション制作会社が参加したオリジナルビデオアニメーション作品「Halo Legends」(関連記事)といったものも含まれ,海外のゲームとしては珍しいタイプのメディア展開もしているのだ。
「Halo Wars」 |
「Halo Legends」 |
そして,5年ぶりのナンバリングタイトルとして,満を持して登場するのが,本日発売日を迎えたHalo 4というわけである。「リクレイマー・トリロジー」という,新たな3部作の幕開けに位置付けられる本作だが,主人公はもちろん,これまでのシリーズでも活躍してきたマスターチーフだ。
ちなみに,これまでの開発元はBungieだったが,今回はHaloシリーズのためにMicrosoftが設立した343 Industriesである。343 Industriesの手で刷新されたゲームエンジンにより,過去のシリーズの遺伝子を受け継ぎつつも,Xbox 360の性能を極限まで引き出したゲームプレイが楽しめる……というのも,本作の特徴の一つと思ってもらっていいだろう。
Halo 4に興味はあるが,これまでの物語や世界観などを知らないと楽しめないのでは……? と不安に思う人もいるかもしれない。そんな人はまず,公式サイトに用意されている「Halo Universe Guide」をチェックしてみよう。
ストーリーのみならず,時系列やキーワードもまとめられているので,シリーズ経験済みの人も,Halo 4に挑む前におさらいして5年のブランクを埋めておこう。
コールドスリープから目覚めたマスターチーフは
「Halo 4」でどんな戦いを見せてくれるのか
今作には,ストーリーに沿って攻略していくキャンペーンモードと,オンラインで楽しめる「Halo インフィニティ マルチプレイヤー」モードが用意されているが,まずは,キャンペーンモードの内容から詳しく見ていこう。
百聞は一見にしかずということで,これまで公開されてきたムービーもあわせてご覧いただきたい。
「Halo 3」のレジェンドエンディングにおいて,コルタナに「必要になったら起こしてくれ」と述べながらコールドスリープ状態になったマスターチーフ。それから約4年後。本作は,何かの危機を察したコルタナの呼びかけでマスターチーフが目覚める場面から幕を開ける。
2人が辿りついた先は,謎の人工惑星「レクイエム」。そこに,調査航行をしていた人類史上最大の艦船「UNSC インフィニティ」が不時着してしまう。UNSC インフィニティの救出に向かったマスターチーフは,その途中で,新たな敵「プロメシアン」と遭遇する。
このプロメシアン達は,瞬間移動をする「ナイト」,こちらの投げたグレネードを投げ返してくる「ウォッチャー」,壁や天井を這って次々と現れる「クローラー」といったクラスに分かれており,異なるクラスが連携することによって,これまでの敵とは全く異なる戦術で襲いかかってくるようだ。
また,プロメシアンの使っている武器には,人類やコヴナントとはまた違った技術が使われているようで,拾い上げるとパーツが浮かび上がって自動的にカチャカチャと組み上がるという独特のギミックが見られる。同じ武器でも扱い方によって複数の攻撃方法が存在するため,これらの武器によるアクションも,今作の大きな楽しみとなるだろう。
独特の世界観とストーリーについても評価の高いHaloシリーズ。今作のストーリーで注目すべきは,マスターチーフの相棒である人工知能,コルタナの存在だ。
トレイラーにおいてコルタナは,「私は稼働を始めて8年。寿命が近づいているの」と寂しげに語る一方で,「この星から逃げ出そうなんて許さない!」と感情的に叫ぶ姿もみせている。何か大きな謎を秘める彼女と,ヘルメットの奥に素顔を隠し,口数も少なくストイックに戦場を征くマスターチーフ。この2人の物語が,キャンペーンモードの大きな要となるはずだ。
新たなエピソードが毎週配信
パッケージで完結しない新たな魅力
さらに,本作の新要素として,「スパルタンオプス」という協力プレイ対応モードが用意されている。これは,ムービーやミッションからなるエピソードがXbox LIVEで10週間にわたり合計50ミッションが無料で配信されるというもの。ちなみに,各エピソードは毎週更新されるので,可能な限り初週から挑戦したいところ。
スパルタンオプスの舞台となっているのは,先にも出てきたUNSC インフィニティだ。その指揮官やクルー,スパルタンの新部隊「マジェスティック」を中心に物語が展開していく。その内容は,本編のキャンペーンモードのストーリーに連動しており,プレイをすることで自然とゲームプレイのテクニックが向上するような展開となっている。各ミッションは,シングルプレイでもマッチメイクに対応した協力プレイでもプレイ可能だ。
また,本作については,「Halo 4: Forward Unto Dawn」という実写映像作品も制作されている。これは,マスターチーフに強い影響を受けた士官候補生「トーマス ラスキー」の成長を描いた全5話のシリーズで,Haloの情報発信チャンネル「Halo Waypoint」やYouTube上で1話ずつ公開されている。
どうやらこのストーリーはHalo 4本編のキャンペーンモードやインフィニティ マルチプレイヤーモードと関わりがあるらしいので,プレイ前にぜひ観ておきたいところだ。
オンラインマルチプレイは協力&対戦に対応
フレンドとキャンペーンに挑むも良し,腕を競うも良し
Haloといえば,もちろんXbox LIVEを介したオンラインマルチプレイの要素も外せない。
先述のキャンペーンモードとスパルタンオプスのいずれもが,最大4人の協力プレイに対応している。FPS初心者だという人も,まずはフレンドと協力してキャンペーンモードの攻略に挑めば,その壮大なストーリーに引き込まれること請け合いだ。
また,Haloの最大の魅力ともいえるマルチプレイ対戦は,これまでのシリーズで培われてきたシステムを元に,「ウォーゲーム」モードとして大きな進化を果たしている。
プレイヤーはスパルタンオプスモード同様,UNSC インフィニティに所属するSPARTAN-IVとして,戦闘演習を行うという設定だ。本作のスパルタンオプスとウォーゲームでは,マルチプレイでキャラクターを育てた成果が共有されて,プレイを重ねるにつれて,さまざまなカスタマイズが可能になっていく。
とくに,「スペシャライゼーション」という8種類の成長ツリーでは,戦闘力の強化や,アーマーセット,エンブレム,バイザーカラー,ウェポンスキン,アーマースキンといったものをプレイヤーの好みに合わせて獲得していくことができる。なお,8つのスペシャライゼーションのうち,2つは全プレイヤーが無料で利用できる。
さらに,Halo 3から導入され,Halo: Reachで大幅な機能強化を施されたカスタムマップエディタ「Forge」もパワーアップ。今作では,エディタの操作性が向上しているのに加え,プレイヤーの挙動,視認性,シールドパワー,物理特性や重力,エリアエフェクト,ライティング効果といった要素までもがエディット可能となっている。
世界中のプレイヤーが作成したマップは,Halo Waypointで共有されるため,遊びの幅が無限大に広がることだろう。
このように,本作ではマルチプレイやオンライン配信のミッション,マップエディットなど,長く楽しめる仕掛けが非常に充実している。これまでのシリーズで夜通しマルチプレイを楽しんできたという人はもちろん,本作でHaloシリーズに初挑戦するという人でも,末永く遊び続けられることだろう。
キャンペーンプレイ中心の人も,対戦が好きな人も,秋の夜長から始まり,年末年始,そして来年以降もじっくりと遊び続けられるゲームを探しているのなら,Halo 4をプレイしてみよう。
「Halo 4」公式サイト
- 関連タイトル:
Halo 4
- この記事のURL:
キーワード