サイバーフロントは本日(2011年12月7日),PC用ストラテジーゲーム
「戦国【完全日本語版】」を,
2012年1月27日に発売すると発表した。価格は7140円(税込)。シングルプレイおよび,最大32人のマルチプレイに対応している。
パッケージデザイン
![画像集#004のサムネイル/Paradoxの歴史ストラテジー「Sengoku」が,その名も「戦国【完全日本語版】」として国内で2012年1月27日に発売](/games/133/G013315/20111207037/TN/004.jpg) |
本作は,
「ヨーロッパ ユニバーサリス」「ハーツ オブ アイアン」といった名作ストラテジーシリーズを手がけてきたParadox Interactiveが放つ,日本をモチーフとしたタイトル。時代は,1467年から1620年までの「応仁の乱」以降の戦国時代,プレイヤーは細川氏や山名氏といったさまざまな氏族の一人として,日本を統一して「将軍」となるために戦いに身を投じることになる。海外タイトルながら,日本人のリサーチャーや日本史の専門家に依頼して,可能な限り中世日本の領土や家系にこだわった作品であるということは,
「こちら」の取材記事などでお伝えしたとおりだ。
本作における日本のマップは
350の郡(こおり)に分かれており,その支配をめぐって氏族同士が争うことになる。日本全体の半分を支配して将軍の称号を掲げ,支配した領地を3年間保持すればゲームクリアだ。
戦や交渉といった一般的なストラテジーの基本要素だけでなく,神道/仏教/キリスト教といった
宗教勢力を能動的に利用して,勢力に対応したプレイヤー側のステータスを向上させられる(
関連記事)というのも,本作の面白い点だろう。そのほか,忍者を使った陰謀を企てたり,いい女性を見つけて(最大4人の女性と婚姻可能)跡継ぎを残して家督を継がせたりと幅広い要素を備えているので,じっくりと腰を据えて遊び込めるはずだ。
なお4Gamerでは,
「こちら」に簡単なプレイレポートを掲載しているので,興味を持った人は合わせてチェックしておいてほしい。
【ゲームの特徴】
■戦国時代の武将となり、激動の時代を生き抜け
- プレイ期間は、応仁の乱が始まった1467年〜1620年の約150年間。
- プレイヤーは細川氏や山名氏といった様々な氏族の中の一人として戦国時代を生きる。
- マップは350の郡(こおり)に分かれており、その支配を巡って氏族同士が争う。
■氏族の勢力を拡大し、天下を統一して偉大なる「将軍」となれ
- 氏族内での発言力を高めることで、プレイヤーは氏族長となることができる。
- 氏族長として支配権を持てば、他氏族との交渉や戦をコントロールすることが可能。
- 日本全体の半分を支配して「将軍」の称号を掲げ、3年の間領地を保持することができればゲームクリアとなる。
■宗教、そして南蛮技術の到来
- 神道/仏教/キリスト教が宗教勢力として登場。関係を向上することでその勢力の恩恵を得られるが、その一方で関係悪化した宗教勢力が一揆をおこす可能性も出てくる。
- ヨーロッパ技術の伝来により、強力な技術「火器」を手にすることも可能。
■忍者や継承といったシステムも登場
- 潜入、暗殺を専門とする忍者を雇うことで、陰謀を企てることも可能。
- 最大4人の女性と婚姻が可能で、パラメータが夫の能力値に合算されたり、跡継ぎを生むことができる。
■最大32人でのマルチプレイも可能
- LANもしくはインターネットを通して、最大32人の対戦が可能。
- シングルプレイ同様、好きな勢力・キャラクターを選択して天下統一を目指そう。
※画面は開発中のものです