ガンホー・オンライン・エンターテイメントは,同社がサービス中のMMORPG
「ラグナロクオンライン」を題材とした,新作RPG
「ラグナロク 〜光と闇の皇女〜」を,
2011年秋に発売すること発表した。対応機種はPSPで,価格は未定。
本作の舞台となるのは,北方を険しい山で囲まれ,南には大海原が広がるグランツリッター半島。プレイヤーはその地域にある三つの勢力
「トレーネ義勇団」「ブランシャルド皇国」「連合国家アウラ」のうちから一つを選んでゲームを進めていくことになる。
物語は選択した各勢力の視点で語られるが,本作では
「A.I.Zシステム」(「another」「if」「zapping」の頭文字)という機能を使うことで,時間や視点となる勢力を切り替えられるのが大きな特徴。シナリオには分岐も用意されていて,各ルートのエピソードを辿ることで,プレイヤーは歴史を複数の視点から眺めながら,少しづつ物語の真相に近づいていくことになる。
また職業は「チャンピオン」「ロードナイト」「ハイウィザード」など,ラグナロクオンラインにも登場した14の職業が登場。職業は自由に転職が可能で,各職の職業レベルを均等に上げたり,一つの職業に特化したりなど,さまざまな育成方法が可能。もちろんSP(スキルポイント)を消費して使えるスキルなども,職業ごとに用意されているとのことだ。
開発は
「サモンナイト」シリーズや
「ブラックマトリクス」シリーズなどのスタッフを中心にしたクリエイター集団,アポロソフトと,
「テラファンタスティカ」など,シミュレーションRPG開発で実績のあるチャイムが共同で手がける。キャラクターデザインは,独特のタッチに定評のあるイラストレーター
Tomatika氏,音楽には
「無限回廊」シリーズなどで音楽を担当したノイジークロークの
坂本英城氏。またシナリオには
「魔界戦記ディスガイア4」などを担当した
山路マキナ氏を起用する。
ラグナロクオンラインとの繋がりなど,現時点の情報ではまだまだ不明な部分が多いものの,シングルRPGファンには気になる本作。今後の続報に期待しよう。
条件を満たすことで使える特殊技も。「オーバードライブ」は1ターンで複数回のスキルが使用できるようになる
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こちらは「バーストストライク」。専用ゲージを使用して,仲間と一緒に攻撃する協力技
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美麗な戦闘マップも本作のウリの一つ。ギミックも豊富にあるそうで,戦闘が楽しみだ
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ストーリー
かつて、聖戦と呼ばれる大きな戦いがあった。
神界と魔界の侵略から人間界を守りぬいたその戦いは、それぞれの世界を隔てる『魔壁』が築かれたことで、ひとまずの終止符が打たれることとなる。
こうして、人間界に平和が訪れる――――
かのように見えたが、異界の民の驚異が去った世界では人間同士の争いの歴史が紡がれていた。
そして、聖戦の終結から数百年――――
北方を険しい山で囲まれ、南には大海原が広がるグランツリッター半島。
グランツリッター半島では、ベルナードIII世率いるブランシャルド皇国と、ジルド評議長率いる連合国家アウラが覇権を争っていた。
その争いが5年前から休戦状態になっているのは疲弊した両国が戦線を維持できなくなっただけのことである。
依然として戦いの火種は燻り続けていた……。
そして人々は、やがて訪れるであろう戦乱の日々を思いながらつかの間の平和な日々を過ごしていた。
キャラクター紹介
 トレーネ 年齢:34歳 性別:男 職業:チャンピオン |
 シンシア 年齢:17歳 性別:女 職業:ハイウィザード |
 ユーリ 年齢:19歳 性別:男 職業:ロードナイト |
 アデレイド 年齢:18歳 性別:女 |
 謎の少女 |
 バフォメット |
タイトル:ラグナロク〜光と闇の皇女〜
カナ表記:ラグナロク ヒカリトヤミノコウジョ
機種:PlayStation(R)Potable
発売予定:2011年秋
希望小売価格:未定
ジャンル:RPG(戦略)
プレイ人数:1人
発売元:ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
開発:株式会社アポロソフト 有限会社チャイム
CERO区分:審査予定
オリジナルキャラクターデザイン:Tomatika
ライセンス表記
(C)Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All rights reserved.
(C)2011 GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:http://www.raghika.jp
※ゲーム内画像は開発中のものです。