バンダイナムコゲームスは,ニンテンドーDS用ソフト「
トレジャーリポート 機械じかけの遺産」を,2011年5月26日に発売する。
本作は,グータラ新聞記者「ジョン」としっかり者のカメラマン「エミリー」,不思議な子供「ニノ」,そしてペットの「プーチ」という3人と1匹が,19世紀末に富豪が残したという遺産を追う冒険に挑むアドベンチャーゲームだ。
以前紹介したように,ジョン役は玉木 宏さん,エミリー役は水川あさみさん,ニノ役は小野花梨さんと,俳優として大活躍中の3名が各キャラクターに声を吹き込むことでも話題になっている。
今回はそんな本作のあらすじとキーパーソンの情報が公開されたので,お伝えしよう。
本作の物語は,ジョンとエミリーが有名な小説家「フェローネ」のオフィスを訪ねたところから始まる。なんとそこにフェローネはおらず,室内は何者かによって荒らされていたのだ。
そして翌日,ジョンの元に小包が届く。それはフェローネから送られてきたもので,中には19世紀末の富豪アレックス・ワッツマーが残した遺品のダイヤルシリンダが入っていた。このダイヤルシリンダを開けると新たな展開が待っているわけだが,続きは実際にゲームを遊んで確かめてほしい。
なお本作の公式サイトでは,ゲームに関連するキーワードを探し出してダイヤルシリンダを開けると,抽選で1名に「英国秘宝を訪ねる旅」が当たるキャンペーンが行われている。キーワードのヒントは店頭で無料配布されているポストカードや,「モバイル Flashミニゲーム」などの中に隠されているという。詳細を
公式サイトでチェックして,ゲームの舞台でもあるイギリスの旅を勝ち取ろう。
●物語のキーパーソン
19世紀末に活躍した富豪、アレックス・ワッツマー。彼は建築家として成功した資金で、紀元前3000年代に繁栄した一大国家・アブヌス王国の発掘をおこない、さまざまな発見をしたと言われている。
そこで彼が手に入れたモノとは一体なんなのか?
彼の残した遺品がオークションに出展されたことから事件は始まる!
アレックス・ワッツマー
世界的に有名な建築家。ワズモという仕掛け箱を作る職人でもある。また、アブヌス王国の発掘にも関わり、様々な偉業を成している。私生活は謎に満ちていて、45歳の若さでこの世を去った。
フェローネ
冒険小説家。遺跡と死をテーマにした小説をいくつも執筆し、そのどれもがベストセラーになっている。ひょうひょうとした性格をしているが、心にはずっとある目的を秘めている。
フェローネが、富豪の遺品をオークションで入手したことから事件は始まる |
フェローネが手に入れたダイヤルシリンダ。この筒の中には一体何が!? |
キリク
大学で教鞭をとる考古学者。あまりに頑固な性格のため、学生たちからは「ミスター石頭」と呼ばれている。ある事情から家族のことは絶対に話したがらない。
アレックスが発掘したアブヌス遺跡について尋ねるため、キリクの大学を訪問する。どうやらジョンとフェローネの共通の知人らしい |