［E3 2011］夏だ，プールだ，フェルプスだ！　あの金メダリストの名を冠したKinect用ゲーム「Michael Phelps: Push the Limit」をプレイしてみた

　505 Gamesが開発するXbox 360のKinect用水泳ゲーム「Michael Phelps: Push the Limit」が，同社の商談ブースに展示されていた。マイケル・フェルプス氏といえば，近代オリンピックでは歴代最高となる14個の金メダルも保有する現役の水泳選手で，毎朝の食事で1万2000カロリーを摂取するという大食漢でも知られている。そんなフェルプス氏の名前を冠する本作を，開発者と自由形で対戦したのでその印象をお伝えしよう。


　本作は，飛び込みのポーズや水泳のモーションなど，Kinect系のゲームの中でも上半身を動かしている時間が長く，筆者は腕を動かしているだけで体が暖まった。
　もちろん適当にクロールのモーションをやっていればいいわけではなく，画面下部にあるメーターが中央に来たときに片腕が伸びきっているようなタイミングでリズム良く動かす必要がある。ただし最後の25メートルは，全力で動かせばOKだ。ちなみに種目は自由形やバタフライだけでなく，平泳ぎや背泳ぎもあるので，それぞれ微妙に遊び方が異なるので気をつけてほしい。

　ゲームではフェルプス氏，もしくは自分のキャラクターを使って20人ほどの実名選手と世界各国の会場で対決できるほか，キャリアモードで自キャラを成長させてることも可能。
　実際に遊んでみると，水泳とKinectの相性はバッチリで，しっかりと汗もかいた。それなりに運動になったような気がする。

　なお，本作はアメリカで6月24日にリリースされるが，日本での発売はいまのところ未定だ。