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Blade Kitten

Blade Kitten
公式サイト http://www.bladekitten.com/
発売元 Atari
開発元 Krome Studios
発売日 2010/09/23
価格 14.99ドル
ジャンル
レーティング
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その他
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このゲームの読者の評価
65
グラフ
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  • Pages: 1
  • 値段相応、でもネコミミは正義である 65
    • 投稿者:のらくろ(男性/30代)
    • 投稿日:2010/10/07
    良い点
    まず挙げなければならないのは洋ゲーには珍しいそのキャラクターデザインです。
    猫耳という「良さが理解出来ないならば死ね」と真顔で言えるほど
    素晴らしいチャームポイントをデザインに取り入れつつ、
    アメコミ風なキャラクターに仕上げてあるという和洋折衷的なそのデザインは
    設定画だけにのみならずゲーム内の3Dキャラクターも十分なほど活かされており、
    ムービーでコロコロ動くキャラクター達は見ていて非常に楽しかったです。
    また、主人公であるKitのコスチュームチェンジも用意されており、
    そこで用意されている物はあざと過ぎる物では無いが、
    要所でのツボをしっかりと抑えてあるコスチュームがそこそこ用意されているので
    「ああもうKitの耳がたまんねえよ」と公式サイトを見て思ったならば
    購入してみるといいのではないでしょうか。

    次に挙げるのは非常にユーザーに優しいゲーム設計です。
    死亡してもペナルティが付かず、そのままチェックポイントに戻されるのですが
    ロードも一切挟まず再挑戦が出来るため、死亡してイライラ、ロードでさらにイライラ
    といったスパイラルが無いのは良い点として挙げれます。
    ですが、その優しすぎる設計は悪い点にもなっていました。

    最後に挙げるのは良質な音楽です。
    ゲーム内BGMが良い物が多く、
    メインテーマ?の三味線風BGMは一度聞いてみて欲しいと思える
    良い点として挙げたいと思います。
    悪い点
    死んでもペナルティ無し、頻繁に用意されているチェックポイントと
    ユーザーに優しい設計になり過ぎているため、
    ゲーム中に緊張感が一切ありませんでした。

    2Dアクション特有の難所を乗り越えた後の爽快感が一切無く、
    戦闘も連打で大体の敵は倒せ、ダメージを受けても自動回復が速いので
    アクションを用いた工夫のある戦闘が殆ど必要が無く、
    ただゴリ押しだけでクリア可能だったのは残念です。
    無双系という設定ならば何かアクションが追加されれば爽快感もあったのでしょうが、
    ステージクリアをしてもアクションが追加されるという訳でも無く、
    最初から最後まで同じ動きしか出来ないのでやや作業感を感じてしまいました。
    コスチュームを変えるとムービーまで変化したり、
    やや複雑な微調整が必要な所を自動補正してくれたりと
    丁寧な部分も目立ったのですが、やはり2Dアクションゲームとしては
    ダメな部分が多かったです。
    総評
    値段相応なキャラゲーといった感じでした。
    シナリオ自体もこれで完結するという訳でも無く、
    「第二章に続く」といった感じで終わります。
    コスチュームチェンジ以外の要素はあまり魅力的では無いので、
    次回作で丁寧な部分は守りつつ、大味な戦闘をどうにかしてくれれば
    また買おう、と思う気にはなれるのですが
    そのままであるならば正直買う気はまったく起きないレベルの物でしょう。

    しかし定価が15$なので損をした気分にはならなかったのも事実です。
    このようなキャラデザの洋ゲーがもっと出て欲しい!という人は
    未来への投資目的も含め、買ってみてはいかがでしょうか。
    プレイ時間
    5時間以下
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 2 1 3
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