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ムービー
本日発売の「パワースマッシュ 4」をプロデューサーの熊谷氏と対戦してみた。モーションプレイモードで遊ぶとテニス選手のなりきり感は格別
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今回は,本作のプロデューサーである熊谷美恵氏に,本作の特徴をあらためて紹介してもらい,PlayStation Moveに対応したモードで対戦した。その模様をムービーとともにお伝えしていこう。
「パワースマッシュ4」公式サイト
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本作に登場するテニス選手には,オールラウンダー,ハードヒッターといったプレイスタイルが設定されている。またプレイ中は,プレイスタイルごとに設定された特定のショットを打つことで,画面の左上にあるゲージが溜まっていく。ゲージがいっぱいになると“スーパーグレイトショット”を出せるようになる。
いわば必殺技みたいなものだが,本作はリアル志向のタイトルなので,スーパーグレイトショットとは言っても必ず決まるわけではなく,「試合で見られる好プレー」といった感じで,相手に返されることもある。
ゲージは選手の集中力を表現したようなもので,スーパーグレイトショットはその選手の得意ショットといったところだろうか。
たとえば,バックハンドが得意な選手なら,バックハンドでショットを打つたびにゲージが溜まっていく。その選手と対戦する場合,フォア側にボールを集中させればゲージは溜まりにくく,結果スーパーグレイトショットがなかなか出せず,試合を有利に進められない。つまり「相手に自分のテニスをさせない」という,現実の試合でも勝つために大事なポイントをゲームで表現したのが,このシステムというわけだ。
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本作には,実在の男子プロ選手11人,女子プロ選手7人の合計18名が登場する。詳細は公式サイトで確認してほしいが,ロジャー・フェデラー選手,ラファエル・ナダル選手,マリア・シャラポワ選手,ヴィーナス・ウィリアムス選手といった有名どころはもちろん,ファンマルティン・デルトポロ選手,ローラ・ロブソン選手など,シリーズ初登場の選手も7名が参戦している。
さらに本作では“レジェンド”選手がプレイアブルキャラクターとして使用可能。ジム・クーリエ選手,パトリック・ラフター選手,ボリス・ベッカー選手,ステファン・エドバーグ選手の4人(※Xbox 360版はジム・クーリエ選手のみ)で,それぞれ「パワースマッシュ」「パワースマッシュ2」「パワースマッシュ ライブマッチ」を代表する選手であり,出場選手面でも「パワースマッシュ 4」はシリーズ集大成のタイトルといえるわけだ。
そのほか,「?」となっていた選手枠もあったのだが,熊谷氏によればこれは,シリーズおなじみの隠しキャラとのこと。気になる人は,実際にプレイして確認してほしい。
「パワースマッシュ 4」公式サイト内選手紹介ページ
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ワールドツアーモードは,自分の分身となるオリジナルキャラクターを作成し,名実ともにスター選手になるべく,キャリアを重ねていくというものだ。
キャラクターは8人作成可能で,男性/女性の性別をはじめ,顔,体型,プレイスタイルといった細かい部分までカスタマイズ可能。また,ゲームを進めるとアンロックされる,さまざまなコスチュームやラケットを選べるようになる。
ワールドツアーモードは,スゴロクのような形式(※進むマスはある程度自分で決められる)になっており,試合やイベント,トレーニングといった活動を行っていく。試合やトレーニングでキャラクターを成長させるだけでなく,人気や知名度のような“スター”を溜める活動をしていくことも必要だ。
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そのほか,「パーティモード」では,“爆弾ボール”を打ち合って相手の近くで爆発させる「ボムマッチ」,壁打ちの要領でポーカーの役を揃える「ロイヤルポーカー」,サッカーのPKのようにシュート(?)をゴールに決める「エースストライカー」など,さまざまなミニゲームが用意されている。詳細は「こちら」の記事で確認してほしい。
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そして,本作はオンライン/オフラインでのマルチプレイも可能。とくにオンラインは「ライブマッチ」から大幅に強化され,ワールドワイドに対応。また,マッチングについても待ち時間軽減の施策が行われている。
ゲームを遊んでいる間にマッチングができ次第,試合が開始されるという,アーケードゲームの乱入対戦のようなシステムを採用している。
また,8人まで入場可能な「クラブハウス」が用意され,その中でシングルやダブルス,ミニゲームを自由に遊べるようになっており,簡単なコミュニケーションを取ることも可能とのこと。今回は発売前にプレイさせてもらったので確認はできなかったが,インターネット接続環境がある人は,ぜひ試してみてほしい。
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そして本稿の本題だ。モーションコントローラでプレイするとどんなプレイフィールになるのか,熊谷氏とPlayStation Moveを使った「モーションプレイモード」で対戦させてもらった。
以前「こちら」の記事でも紹介したように,PlayStation Moveでプレイする場合は,基本的にラケットの動作に集中することになり,プレイヤーキャラクターの移動は,ほぼ自動的に行われる。ネットプレイをするときは,実際に画面のほう(にあるMotion Eye)に一歩近づけばいい。
ラケットの挙動はかなり凝っていて,フォア/バックのストロークはもちろん,スライスならラケットを寝かしてスイング,ロブなら下から上に振り抜くようにスイングといった感じだ。ゲームなので当たり前ともいえるが,実際にやるとき以上に思い通りにショットが決まるので,プレイしていると非常に気持ち良い。日頃の運動不足がたたり,1セットマッチを遊んだだけで筋肉痛になってしまったが,それでも「久しぶりにテニスやってみようかなあ,リアルで」と思ってしまったほどだ。いやホントに。
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今回は,実際に熊谷氏と筆者が対戦した模様をムービーで撮ってみた。1カメラだけの固定アングルなので,ディスプレイの画面が小さくて見づらいが,プレイしている雰囲気は感じてもらえると思う。
ともあれ,本日6月30日に「パワースマッシュ 4」が発売されたので,テニス好きの人はぜひ注目してほしい。
なお,今回はセガに,本作のPlayStation 3版とXbox 360版をそれぞれ2本ずつ提供してもらった。連載記事のWeekly 4Gamerで近々プレゼントとして提供予定なので,そちらもお楽しみに。
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「パワースマッシュ4」公式サイト
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- 編集部:ONO
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(C) SEGA. All trademarks used herein are under license from their respective owners.
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