プレイレポート
STGとMORPGが融合した弾幕厚めの期待作! ついにOBTがスタートする「MIRROR WAR」プレイレポート
MIRROR WARは,MMORPG「RED STONE」などで知られるデベロッパ,L&K Logic Koreaが開発した“MORPG+シューティングゲーム”だ。韓国のファンタジー小説「鏡戦争」の世界観をベースにしたストーリーとなっており,「リベレーションチーム」「ブラックソーサリー」「イーヴルフォース」という3勢力による戦いが描かれている。
各勢力には4種類のキャラクタークラスが用意されており,それぞれ剣や魔法,弓などを武器として敵と戦う。なお,キャラクタークラスと勢力は紐付いているので,友達と一緒にゲームを始めるときは同じ勢力のクラスを選ぶようにしたほうがいいだろう。
ゲームを開始すると,キャラクターは拠点となる街エリアに出現する。拠点では,装備の売買や変更,パーティの作成/加入,そしてほかのプレイヤーとのチャットによるコミュニケーションなどができる。拠点の街からはいくつかの戦闘ステージに挑めるようになっており,各ステージには,イージー/ノーマル/ハードという3段階の難度が用意されている。ゲームの流れとしては,拠点の街で住人NPCからクエストをもらい,対象ステージをクリアしつつストーリーを追っていくという感じだ。
戦闘ステージでは,クリックタイプのアクションゲー……ではなく,なかなか本格的なシューティングゲームが楽しめる。基本的には縦スクロールシューティングなのだが,ステージが進行していくと横スクロールシューティングになったりするのが面白いところ。
なお本作は,いわゆる弾幕要素を含むシューティングゲームで,難度が高くなるほどその傾向も強くなる。ハードの弾幕はかなり厚く,筆者程度の腕前では敵の撃破よりも敵弾を避けることで精一杯という印象だ。そんなギリギリのバトルをしている最中に縦シューから横シューに変わったりするのだから息をつく暇もない。個人的にはこの仕掛け(縦シューから横シューへの変化)こそがラスボスだと思っている。
ちなみに筆者は,第2回CBTでは「アーチャー」(リベレーションチーム)を使ってみた。アーチャーは,攻撃速度と攻撃範囲が優れており,複数の矢を連続で放って,長距離から多くの敵を攻撃できるのが強みだ。これが例えば戦士系のクラスだと,射程の短い剣で戦うことになるのだが,体力がアーチャーと比べると非常に高く,剣圧で一部の敵弾を消したりできる。
あくまでも第2回CBTでの話だが,アーチャーは非常に扱いやすく高火力で,個人的にはかなり強く感じた。まぁ耐久力が非常に低いので,「あっ」と思ったときには倒されていたりするのだが,「当たらなければどうということはない」などと断言して恥をかかない程度のテクニックの持ち主であれば,きっと活躍できるクラスだと思う。
クエストによっては,対象ステージを「ハードでクリアせよ」という場合もあり,シューティングゲームを得意としていない人にとっては,序盤から「難しい」という印象を受けるかもしれない。これがシングルプレイ専用ゲームだったら攻略に行き詰まったりするところだ。だがMIRROR WARはオンラインゲームなので,そんなときはパーティ機能を活用してクリアすることもできる。キャラを成長させれば多少のミスをものともせず突き進めるところも,個人的には好印象である。
かなり歯応えのあるゲームバランスのMIRROR WARだが,ゲームそのものは(シューティングが苦手な筆者でも)かなり楽しめる内容だ。さまざまなNPCが登場するストーリー展開には時間を忘れてハマってしまったし(あらためていうがNPCグンマーは本当にいいキャラをしている),新たな街に到着したときの“世界が広がった”感じにもワクワクさせられた。本日よりスタートするオープンβテストでは,より正式版に近い内容のゲームプレイが楽しめるようになっているので,本作が気になっている人はぜひ一度遊んでみてほしい。
「MIRROR WAR 〜Reincarnation of Holiness〜」公式ティザーサイト
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