やはりイースは面白い。「イース 〜フェルガナの誓い〜」をプレイムービーで紹介

　日本ファルコムは，PSP用アクションRPG「イース 〜フェルガナの誓い〜」を4月22日に発売した。

　「イース」シリーズといえば，日本ファルコムを代表する看板タイトルで，オールドゲーマーを中心に長年の支持を得ている有名シリーズだ。その中の一つであり，2005年にPCでリリースされた「イース 〜フェルガナの誓い〜」は，1989年に発売された「WANDERERS FROM Ys」を，新エンジンで大幅にリメイクしたタイトルだった。そして，それをいくつかの新要素とともにPSPに移植したのが本作だ。


　今回4Gamerでは，そんな本作をプレイムービーで紹介。懐かしい雰囲気の町中，壮大な冒険を予感させるフィールドをはじめ，敵が押し寄せるダンジョン内での戦闘や，激闘必至のボス戦など，本作の見どころを大まかにまとめた内容となっている。また，画面が切り替わる際のロード時間の短さにも注目してみてほしい。


　ちなみに，本作はリメイクとはいえ，元を辿ればなんと21年前のタイトルだ。PC版「イース 〜フェルガナの誓い〜」にしても，5年前の作品であるにも関わらず，今なお普通に遊べてしまうというのは，さすがファルコム作品というべきか，その質の高さを再確認させられた次第。とはいえ，最新のゲームと比較してしまえば若干の“旧世代感”というようなものを感じるのは仕方がないことだ。

　しかしながら，“手強いボスに何度も挑んで，攻略法を見出す喜び”など，昨今のゲームではあまり見られなくなったもの，感じられなくなったものが，本作にはあるのではないかと感じた。

　ボス戦で幾度もリトライを重ねては，少々涙目になりながらも「昔のゲームはこれぐらい当たり前だったなあ」と，なんだか懐かしい気持ちになれた本作は，イースファンならずとも，手にとってみてほしいタイトルだ。