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Mad Catz,「戦闘攻撃機F/A-18ベース」のフライトシム用スティックセットを約2万円で国内発売
本製品は,実在する戦闘機F/A-18の操縦桿をベースにデザインされた点と,スプリングを交換してスティックの硬さを調整できる点が特徴だ。ちなみに,製品名にある「Rhino」とは,米海軍の戦闘機F/A-18E/Fの愛称。ひょっとすると同機の操縦桿がモデルなのかもしれない。
入力系は,スティック側がスティックユニット本体と,そこに用意された6個のボタンと3つの8方向ハットスイッチ。スロットルユニット側が2系統のスロットルと4個のロータリースイッチ,2個の8方向ハットスイッチ,そして14個のトグルスイッチや5個のボタン,2個ずつのホイールボタンとK型スイッチ,1個のスライダースイッチで構成されている。
スティックは,標準で取り付けられているものも含めて4種類用意される付属のスプリングを交換することで,硬さを調整できるという。また,日本語化されている設定ソフトウェアも従来のH.O.T.A.S.シリーズと比べて多機能化が図られ,軸の設定にデッドゾーンだけでなく「効き具合」も追加されたりしているとのことだ。
スティックユニット。右写真にあるとおり,標準装着品と付属品合わせて計4種類のスプリングが製品に含まれる |
付属のスロットルユニット |
本ジャンルのスティックは,なかなか新製品が登場しない分野なだけに,フライトシムファンにとっては要チェックの製品となりそうだ。
X-55 Rhino H.O.T.A.S. System製品情報(英語)
Mad Catz 公式Webサイト
9軸70スイッチ3モード搭載による多彩な操作性とカスタマイズ性能を実現
スティックやスロットルレバーの負荷や軸の効き具合の微細な調整が可能
16ビットデータフォーマットによるミリタリーグレードの正確性を実現
ゲーム用周辺機器における世界大手メーカー米Mad Catz Interactive, Inc. の日本法人、マッドキャッツ株式会社(所在地: 東京都世田谷区、代表取締役社長: 松浦 武敏)は、戦闘機などPC フライトシム操縦に最適な9軸コントローラー「Saitek Pro Flight X-55 Rhino H.O.T.A.S. (Hands On Throttle And Stick) System」(サイテック プロフライト X-55 ライノ ホタス (ハンズ オン スロットル アンド スティック)システム/型番: MC-X55、以下X-55)を2014年4月25日(金)に発売します。税抜希望小売価格は19,800円(税込:21,384円)で、対応OSは、Windows (XP以降)です。
X-55は、パソコン用フライトシミュレーターソフトやフライトコンバットゲームなどに最適な、H.O.T.A.S.(ホタス;戦闘機などに使われる操縦桿から手を離すことなく様々な操作ができる制御装置)タイプのスティックおよびスロットル型コントローラーのセット製品です。
実在する戦闘機F18ホーネットをベースにデザインされ、スティックユニットには、3軸30スイッチ、スロットルユニットには6軸40スイッチを搭載しています。それぞれの軸やスイッチは、Windows OS標準のドライバーで制御することが出来るので、定番のMicrosoft Flight Simulator Xはもちろん、ジョイスティックに対応したほぼ全てのフライトシム、フライトゲームに対応します。また、テクノブレイン社のパイロットストーリー シリーズにも対応予定です。
X-55は、Saitek ブランドの既存H.O.T.A.S.型製品、X-52、X-52 Pro、X-65Fと比較しても、カスタマイズ性能において、ハードウェア的、ソフトウェア的にも劇的な進化を遂げています。スティック部分にかかる負荷は、付属の3本の交換用スプリングを使用することで、好みの力で動かせるように調整できるほか、ソフトウェアからも軸の効き具合をグラフを使用した新しいUI(ユーザーインターフェイス)で細かな調整が可能になりました。
様々なカスタマイズを行える専用ソフトウェアは、簡単な操作で日本語化することができ、初心者でも簡単に操作が行えます。
<製品概要>
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