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FPS風のUIで農業を営め! 「ファーミング シミュレーター 2009」のスクリーンショット集を掲載
「ファーミング シミュレーター 2009」画像集
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プレイヤーは若き農場主となって,実際にトラクターやコンバインを運転しながら,畑を耕して種をまいたり,肥料を与えたりして4種類の作物を育てていく。そして,収穫した作物を出荷することで得られる資金を貯めて,より高性能な農機を購入することで,さらに効率良く収穫できるようになっていく。こうして農場経営を軌道に乗せて,たくさんの農機を所有する成功した農場主を目指すのだ。
最初は一人称視点の徒歩で農場などを歩き回ることになり,農機に搭乗してからは三人称視点に切り替わる。自分で直接運転して作業を進めていくのだ。
ゲームに登場する農機は,有名なフェントのブランドを所有するAGCO社の協力により,7台のトラクターと4台のコンバインが細部まで忠実に再現されている(らしいが,筆者はむしろ実物の細部を見たことがない)。また,トラクターやコンバインに装着して使用する,種まき機や刈取り機などのアタッチメントが20種類以上も登場するというから,農機マニアにはたまらないだろう。
農作業はトラクターやコンバインにアタッチメントを装着して行うことになり,トラクターにすきや耕運機を装着して畑を耕し,種まき機を装着して大麦,小麦,キャノーラ,トウモロコシ,牧草の種をまける。多くの収穫を狙うならば噴霧器で肥料を与えるなど,お金と手間暇をかける必要がある。無事に作物が育ったら,作物に適したカッターをコンバインに装着して収穫となる。
収穫された作物はすぐに売り払ってもいいし,作物の価格は日々変化するので,サイロに溜めて高いときに売り払うのもありだ。収穫後は脱穀の副産物である藁をクアッドベイラーを使ってロール状にし,フロントローダーで農場内の藁用エレベータまで運び込んで,再び畑を耕して……を繰り返すのが農作業の簡単な流れだ。こんな感じで農業の大変さと喜びを味わえるのである。
ちなみに本作は4平方kmにもおよぶ島が舞台で,畑だけではなく教会,スーパーマーケット,運動場などの施設も用意されている。ミサに参加したり,買い物したり,スポーツをしたりすることはできないが,天気が悪くて農作業ができないときはトラクターに乗り回して島を探索するのもありだろう。乗用車と衝突すると,またハデに吹っ飛ぶのだ(向こうが)。
ちょっとばかり異色のシミュレータなのは間違いないが,農業や農機に興味のある人には気になる作品だろう。
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- 関連タイトル:
ファーミング シミュレーター 2009 〜大地へ挑もう! ぼくらの農業生活〜 日本語版
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