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印刷2009/11/27 16:36

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[G★2009]MMORPGとRTSのハイブリッドを目指す「ARGO」。mGameブースでの発表会と,注目の戦闘システムを紹介

 先にお伝えした「VALIANT」と共に,先日(11月26日)mGameブースのステージにて発表が行われた,MMORPG「ARGO」。

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 4Gamerでも過去に一度概要をお伝えしているが,本作の最大の特徴は,その戦闘システムにある。今回のG★2009では,本作の開発ディレクターであるSong,qwu Lim氏に話を伺う機会を得たので,まずはその戦闘システムを中心に,本作の魅力をお伝えしていこう。

 本作は,はるか未来の地球を舞台に,「アースドゥーム」という資源を巡って相争う「Noblian」と「Floresslah」という二つの種族の闘争を描いたMMORPGだ。戦闘システム以外にも本作の特徴はいくつかあるのだが,それは後の詳報に譲りたい。本作はMMORPGでありながら,RTS(リアルタイムストラテジー)の要素が取り入れられており,これにはアースドゥームが深く関わってくる。

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 Song氏の言葉によれば,本作における「ユニット」の存在と,「資源管理」の要素が,本作のRTS部分にあたる。ユニットとは,プレイヤーの代わりに戦闘や防御,索敵から採掘まで,さまざまな役割をこなすトークンのことであり,戦闘はプレイヤーがユニットに指示を出すことで進行する。RTSではユニットにさまざまな命令を下せるように,本作でも多様な命令を出すことが可能だ。例えば専守防衛で攻撃に対して反撃を加えたり,索敵ユニットが見つけた敵に対して攻撃を行ったりなど,戦略に応じた命令を与えられるらしい。
 またプレイヤーキャラクター自身も戦闘に参加可能で,通常のMMORPGと同じように戦うことができる。RTSでいえば,さながらヒーローユニットのようなものだろう。

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 つまりユニットへの命令を下しながら,通常の戦闘をこなすことになるわけで,想像してみるとかなり忙しい作業になりそうな気がする。だが,基本的にユニットは自動で動いてくれるし,また必ずしもプレイヤーキャラクターが戦闘に参加する必要があるわけでもないので,そういった問題はあまりないのだそうだ。氏が言うには,プレイヤーの熟練度に応じてプレイスタイルを選んでほしいとのこと。

 そしてユニットの生成に必要なのが,資源「アースドゥーム」であり,ここに「資源を巡る戦争」というテーマが絡んでくる。アースドゥームさえあれば,戦闘中でもユニットの生成は可能で,また資源の採掘自体もユニットが行ってくれる。話を聞く前は戦闘に使えるペットくらいに考えていたユニットだが,なかなかどうして侮れない存在のようだ。

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 本作のPvPは,こうしたアースドゥームの奪い合いによって,自然と発生する仕組みとなっている。一つの場所で採掘を続けると,資源は“枯れて”しまうので,敵対勢力の採掘ユニットは邪魔な存在となる。となれば排除のためにPKしてしまおう,となり,やられたらやり返せとばかりに,報復が行われる。かくして戦争が続いていくというわけだ。これとは別に戦争専用のバトルフィールドが用意されるとのことで,そちらで思う存分戦うことも可能。低レベル者向けのゾーンでPKはできないなどの配慮もあるという。

 ちなみにアースドゥームの埋蔵量は,一目瞭然で分かる(地面の色が違う?)ようになっているらしく,鉱脈を探してまわるという楽しみ方もできそうだ。採掘が可能なMMOは最近少ない気がするので,採掘マニアの人は本作でもぜひ挑戦してほしい。

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 なお,戦闘以外の諸要素についても,追って詳しいレポートをお届けする予定だ。また,発表会で流されていたムービーを掲載するので,併せて参考にしてほしい。気になる日本でのサービスについては,なんと「2010年の夏頃に期待してほしい」とのこと。これは案外早く遊べる日が来るかも? 「VALIANT」と共に,mGameの今後の動きに注目しておこう。


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