コーエーテクモゲームスが,9月30日に発売を予定しているPlayStation 3用タイトル「
TRINITY Zill O’ll Zero」の,最新情報が公開された。
「TRINITY Zill O’ll Zero」は,1999年にリリースされたPlayStation用RPG
「Zill O’ll」の世界を引き継いだ作品。本筋となるストーリーのほかに,非常に多くのサブクエストが用意されていて,自由なペースで物語を楽しんでいけるという“フリーシナリオ進行”が特徴的な作品だ。
今回の情報公開では,本作のそれ以外の特徴である
「インタラクティブフィールド」と
「パーティーアクション」の概要が公開された。
本作の主人公達は,魔法や腕力によって,フィールド上の地形に対して影響を与えることができる。例えば,ガスがたまった場所に対して炎の魔法を撃ち込むと,ガス爆発を起こすことができたり,流れる滝に対して氷の魔法をかけると,それが凍り,滝の上まで登れるようになったり……といった具合。つまり,本作の通常フィールドは,“働きかけが行えるフィールド=インタラクティブフィールド”になっているというわけだ。
本作の戦闘は,それぞれに違う特徴を持った3人のキャラクターを操って進めていくことになる。プレイヤーが操作するキャラクターは切り替えることができるので,例えば「魔法が使えるキャラクターで敵を凍らせて,その後,直接攻撃力が高いキャラに切り替えてトドメを刺す」といった“連携”プレイが可能になっている。戦闘中には自分が操作していないキャラクターも行動は続けており,自動的にメンバーをアシストしてくれることもあるようだ。
また,“トリニティアタック”という必殺技のシステムも存在する。トリニティアタックは“トリニティゲージ”がMAXになると発動できる必殺技で,広範囲の敵を同時に攻撃できる。条件が整えば“トリニティバースト”という,さらに強力な技も繰り出すことができるようだ。
ステージの変化で広がる冒険&戦術
《インタラクティブフィールド》
力業で「柱を倒す」、魔法で「燃やす」「凍らせる」など、プレイヤーのアクションでステージが変化します。林もろとも敵を炎に包んだり、水を凍らせてルートを作ったりと柔軟な発想が、戦いや冒険の幅を広げます。
立ちこめるガスにファイアーボールで点火すれば… |
ガス爆発を引き起こして、広範囲に大きなダメージをあたえることができる! |
滝の上に登りたい。そんなときは… |
アレウスのアイスミストで滝を凍らせよう。 |
凍った滝を登る、アレウスとセレーネ。 |
滝の上には宝箱が! |
一見行き止まりと思われる壁 |
壁を破壊するダグザ。すると… |
壁の向こうから、トロルが襲いかかってきた! |
タイプの異なる3人で連携攻撃
《パーティーアクション》
3人のキャラクターを自在に切り替えて戦う、剣と魔法の連携アクション。押し寄せる敵を剣で切り倒し、魔法で追い討ちをかけるといった、3人の個性が織りなす、これまでにない爽快なアクションが楽しめます。
▼ 各キャラクターの特徴
アレウス:攻撃系の魔法と剣による攻撃を織り交ぜて戦う、パーティのリーダー的存在。 |
セレーネ:飛び道具や罠、アクロバティックな体術といった変則的な戦い方を得意とする。 |
ダグザ:素手で戦う豪腕の持ち主で、一撃の破壊力が特徴。投げ技やフィールド上のオブジェクトを手にして振り回すといった戦い方をする。 |
▼ キャラクターを切り替える
3人のキャラクターをいつでも瞬時に切り替えることができます。剣と攻撃魔法のアレウス、打撃など肉弾戦が得意なダグザ、身が軽く、トリッキーな動きで敵を翻弄するセレーネ。状況にあわせてキャラクターを切り替えるができます。
[例]アレウスとダグザの連携
敵の数が圧倒的に多い場面 |
スキル「アイスミスト」で敵を凍らせて足止め |
足止めした敵をダグザの攻撃で粉砕 |
▼ アシスト
敵と遭遇したとき、味方が自動的に操作中のキャラクターに強化魔法をかけてくれたり、ピンチのときに助けてくれたりします。また、手強いモンスターの弱点をついたとき、一緒に攻撃に加わってくれることがあります。
セレーネに雷をエンチャント(付加)しているアレウス。 |
雷をエンチャントしてもらったセレーネが稲妻斬り! |
▼ トリニティアタック
戦闘することでたまるトリニティゲージがMAXになると発動できる必殺技。広い範囲に威力の高い攻撃を繰り出すことが可能。レベルが上がると、より強力になります。
アレウスがトリニティアタックを発動! |
▼ トリニティバースト
3人が力を合わせて、はじめて可能になる強力な技。条件がそろえば発動することができ、中堅クラスの手強いモンスターにとどめを刺すこともできます。
3人で一定のダメージを与えたら、トリニティバーストのチャンス!大ダメージでとどめを刺そう! |