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発売まで約1か月に迫った「フロントミッション エボルヴ」。これまでに明らかになった情報を総まとめ
「フロントミッション エボルヴ」公式サイト
突如,武装集団に襲撃されるニューヨーク。シングルキャンペーンで事件の真相を追え!
舞台は2171年の地球。大国同士の全面衝突は避けられていたが,小規模な紛争は絶えることなく,最前線には常に機動兵器ヴァンツァーの姿があった。そして紛争は次第に範囲を拡大し,繁栄を謳歌するアメリカをも浸食していく。
本作のシングルキャンペーンは,こうしたプロローグで幕を開ける。シリーズ作品の中で最も遠い未来が描かれているだけに,技術の進歩にともなった,過去の作品には出てきていないヴァンツァーの登場が予想できそうだ。また,シリーズファンにはお馴染みの各勢力の情勢が,どのように変わっているのかも気になる部分だろう。
ゲームシステムは,ナンバリングタイトルで見られたターン制のシミュレーションではなく,FMOを踏襲した三人称視点のアクションシューティングだ。自分のヴァンツァーを自分の手で動かせるというのは魅力的だが,そこにパイロットであるプレイヤーの操縦技術が大きく絡んでくる。
FMOで馴らした人ならともかく,FPSやTPSを不得手としている人にとっては由々しき事態! ……になるかと心配するファンもいるかもしれないが,イージーモードが用意されるのでご安心を。
またディランのヴァンツァーにはE.D.G.E.システムなるものが搭載されていて,これを発動させるとパイロットの知覚能力が高まり,周囲の動きがスローになる。発動には専用ゲージを一定量溜める必要があるものの,うまく活用すれば危機回避から反撃に転じることも容易となるはずだ。
ちなみにE.D.G.E.とはEmergency Defense Galvanosynaptic Enhancerの略。舌を噛みそうな名称というだけでなく,実験中に多数の死亡者を出すなどいわくつきのシステムで,アラン・ラムゼイも開発に携わっていたという。どうやらこのE.D.G.E.システムは,ただ戦闘に役立つ便利な機能というだけではなく,物語のカギも握っているようだ。
シングルキャンペーンに登場する主要キャラクター
登場する主なヴァンツァー
グラップル(Grapple) |
ゼフィール(Zephyr) |
フロスト(Frost) |
ギザ(Giza) |
ゼニス(Zenith) |
炎陽(Enyo) |
克黒(Kehei) |
カスタマイズ用のパーツや装備も充実。自分だけのヴァンツァーで戦場を駆けろ
フロントミッションシリーズの醍醐味は,ヴァンツァーのパーツや装備を自由にカスタマイズできること。本作でもその要素に抜かりはなく,胴,右腕,左腕,脚,バックパックの5か所それぞれに,多種多様なパーツが用意されている。
ショットガン |
ロッド |
ロケット |
グレネード |
バズーカ |
ライフル |
パイルバンカー |
ナックル |
ガトリングガン |
ホバー |
アンチミサイル |
リペア |
EMP |
最大8人まで対戦可能なマルチプレイモードも搭載
マルチプレイでは,インターネットを介して最大8人までの対戦が可能となっており,「デスマッチ」「チームデスマッチ」「ドミネーション」「スプレマシー」といった4つのゲームルールが用意される。
シングルキャンペーンの進行とは関係なく,マルチプレイで経験値を獲得し,階級を上げることによってパーツや武器が増えていく仕様だ。シングルキャンペーンをクリアしないままマルチプレイを始めてもスタートラインはみんな同じなので,対戦に明け暮れる予定の人はいきなりマルチプレイに突撃しても問題なしだ。
ただし同時対戦が8人までとなるため,4対4のチーム戦において1人が占める戦力の割合はそれなりに大きい。著しくチームの足を引っ張ることのないように,多少はシングルキャンペーンで修行を積んでくるのがマナーといえるかもしれない。では,肝心のゲームルールについて解説しよう。
・デスマッチ&チームデスマッチ
デスマッチは個人戦,チームデスマッチは団体戦によるスコア争い。スコアは撃破数と被撃破数によって算出されるという単純明快なルールだ。いくら大量のヴァンツァーを倒しても,それと同じ数だけ倒されてしまってはスコアが伸びていかないため,いかに生き延びるかも重要となってくる。ヴァンツァーの攻守のバランス調整がなかなか難しそうだ。
・ドミネーション
2チームに分かれてマップ上の3か所に設置されている銃座を奪い合うというルールだ。銃座を確保している間はスコアが加算されていき,制限時間内により多くのスコアを獲得したチームの勝利となる。確保した銃座は自動的に敵チームを攻撃するようになるが,破壊に成功すれば逆に奪い返すことも可能。常に2つ以上の銃座をキープし続けられるように,先手をとって行動したいところだ。
・スプレマシー
2チームに分かれ,マップ上の1か所に出現するCapture Pointを奪い合う。Capture Pointの位置が定まっておらず,さらに一定時間ごとに移動するため,確保した後,守りに徹するということはできない。4機でまとまって動くか,それとも分散して広範囲に目を光らせるか。勝利をつかむには仲間としっかり意思疎通を図る必要があるだろう。
最後に,マルチプレイに関しての注意点を1つだけ。本作はPC,PS3,Xbox 360の3プラットフォームで発売されるものの,異機種混在の対戦は不可となっている。PCはSteam,PS3はPlaystation Network,Xbox360はXbox Liveと,それぞれ利用するネットワークサービスが異なっているため,対戦は同機種のプレイヤー同士に限られる。マルチプレイをメインに遊ぶ予定で,なおかつ全ハードを所有しているという人は,どれを選ぶべきか悩ましいところ。友達と一緒に参戦予定という人は,機種を合わせておくことをお忘れなく。
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