2009年4月の
記事で一度お伝えしたMMORPG
「Living After War」(以下,L.A.W)にて,
新たなスクリーンショットやアートワークなどが公開され,韓国で話題を集めている。
本作が韓国で注目される理由といえば,やはり同作の開発総指揮として名前が露出している
Lee,Jang Wook氏の存在だろう。韓国のゲーマーにとってはヒットゲームの代名詞ともいえる
「Diablo II」で
リードアーティストを務めた氏の経歴は,本作への関心を煽るのに,十分な役を果たしている。
L.A.Wの背景は2350年,戦略兵器“Destiny”によって世界が崩壊し,滅亡した地球を舞台としている。荒廃した地球では,世界再建のために立ち上がった旧人類勢力である
「HUMAN」と,混乱を極める世界の中で,自らの種族の生存のために生きる新人類
「NAK」の勢力が活動しており,両種族間の葛藤が本作のメインテーマとなる。
HUMANとNAKには,共に3つの職業が用意されており,高い攻撃力と防御力を有し,剣や斧など多彩な武器を使いこなす
「WARRIOR」,短剣と石弓で武装し,遠距離攻撃を得意とする
「GHOST」,そして元素エネルギーを使った範囲攻撃や戦闘ロボットなどの召喚,治癒に幻惑といった超能力を操る
「ESPER」が登場するという。
開発元であるNITROZENの社長兼,開発総指揮のLee,Jang Wook氏は本作について,
「文明の融合をテーマに,未来の地球をデザインしたMMORPG」「近未来SFテイストの独特のビジュアル,快適な操作性,躍動感にあふれる世界観とシナリオを持つタイトルだ」とコメントしている。
なお本作については,11月18日から開催される韓国のゲームショウ
「G-Star 2010」にて,詳細な情報が公開される見込み。韓国におけるクローズドβテスト日程なども明らかになりそうだ。