2009年2月26日に発売されたPLAYSTATION 3用ソフト「
龍が如く3」。そのプロモーション企画として,店舗内に同作のコーナーを設置し,趣向を凝らした装飾/レイアウトを競い合うという“龍の絆キャンペーン ディスプレイコンテスト”が,全国の小売店を対象に行われていた。
最終的には全国2228店舗が参加したこの企画。審査の結果,ベスト電器 新宿高島屋店 LiMBコーナー(東京都)が見事グランプリの「天啓賞」に輝き,準グランプリの「ヒートアクション賞」をWonderGOO向日町店(京都府),フタバ図書 GIGA呉駅レクレ店 ゲームソフト部門(広島県),わんぱく ショッパーズモールなかま店(福岡県)の3店舗が受賞。そして,特別賞の「名越賞」にはベスト電器 浅草松屋店 LiMBコーナー(東京都),TSUTAYA札幌菊水店(北海道)の2店舗が選ばれた(関連記事は
「こちら」)
受賞した各店舗に対しては,「龍が如く」シリーズの総合監督である名越稔洋氏が表敬訪問を実施。サイン&握手会も行われた。本稿では4月4日(土)にベスト電器 新宿高島屋店 LiMBコーナー(東京都)で行われた表敬訪問の模様をお伝えしていこう。
名越氏がグランプリ受賞店を表敬訪問
サイン会&握手会でファンと交流
名越氏はベスト電器 新宿高島屋店 LiMBコーナー(東京都)をグランプリに選んだ理由として,「龍が如く3の“てんこもり”な感じがストレートに表現されているので,ゲームを知らない人にも興味を持たせるような魅力があります。あとは,ディスプレイの色々なところでお客をWebページに呼び込もうと工夫がされている点も素晴らしいですね。ゲームを開発する人,売る人,そしてユーザーと,皆様で成り立っているコンテンツなので,ハートの感じられる雰囲気が非常に気に入りました」とコメント。表彰状を読み上げ,同店にサイン入りのハイビジョンテレビと,昇り龍がデザインされた限定モデルのPLAYSTATION 3本体を贈った。
また,同店のスタッフは今回のディスプレイに関して「“大人の夢はまだ終わらない”というコンセプトで作りました。スタッフみんなの龍が如く3に対する思い入れが込められています」とコメント。また,「滅茶苦茶嬉しいです! ディスプレイを作成するときにファイルを作ったんですが,受賞する前からファイル名を“ディスプレイコンテスト 優勝”という名前にしていたんですよ(笑)。最初から優勝するつもりで作っていました!」と,少々興奮気味にグランプリ受賞の喜びを語った。
表彰式のあとには,集まったファンを対象に名越氏のサイン会&握手会が実施。ファンと一緒に写真を撮ったり,雑談を交わしたり,名越氏はそのヤンチャな風貌からは想像もつかないくらい,気さくにファンとの交流を深めていたのが,あらためて印象的だった。