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システムソフト・アルファー,5年ぶりのシリーズ最新作「天下統一V」を6月13日に発売
前作から実に5年ぶりの登場となる天下統一Vは,洗練されたシステムと膨大な資料の検証によって,より史実に近いゲーム展開が可能になったとのこと。プレイヤーは戦国大名の一人として,群雄が割拠し混迷を極める戦国時代の統一を目指すのである。グラフィックスが刷新され,新たに追加された「血縁システム」や女性キャラクターの登場など,従来作にはなかったさまざまな要素が追加されている。
システムソフト・アルファーに問い合わせたところ,全体のシステムは「天下統一II」系統と「同IV」系統を合わせたものだそうで,部隊には新たに槍/騎馬/弓/鉄砲という兵科が設定される(もちろん,騎馬隊が全部騎馬武者で構成されているという想定ではなかろうが)。各部隊は敵の攻撃を受けたときに反撃を行えるが,鉄砲隊のみ不可である。これは接近戦に弱い鉄砲の性質を抽象的に再現したものだろう。
マップは従来作と同じくポイント・トゥ・ポイントで,海戦は海路を通って敵地に攻め込むときに生じる可能性がある。ただし,武将に水軍向けの能力が設定されているわけではなく,通常の戦闘と同様のパラメータがモノを言う形だそうだ。
今回の新機軸である「血縁システム」であるが,これでランダムに生まれるのは娘のみで,息子=世継ぎは従来どおり自動的に登場する。姫武将を育てるかどうかは,お好み次第だろう。ちなみに各武将の跡継ぎが,父親の名前から一字を引き継ぐかどうか,能力値をある程度受け継ぐかどうかなどに関しては,オプションで設定可能だという。
「V」という名称について聞いてみたところ,とくに「IV」からの連続性を強く意識しているわけではないそうで,そのあたりは大戦略シリーズと同じく,単にシンプルな連番であるとのこと。
用意されているのは,武田信玄が甲斐の覇権を握るところから始まる「猛虎迅雷」,織田信長が家督を相続し,同時に大名同士の争いが激しくなる「群雄割拠」など4本のシナリオで,あるときは知謀に優れた智将として,またあるときは猛将として戦いの場に身を投じる。詳しいことは,以下のリリースを参照してほしい。
###以下,リリースより###
■製品名 :天下統一V(テンカトウイツ・ファイブ)
■税込価格:10,290円(本体価格:9,800円 消費税:490円)
■発売日 :平成20年6月13日(金)発売
■メディア:CD-ROM(1枚)
■動作環境
・Microsoft Windows Vista/XP/Me/2000/98 日本語版
・Pentium III 1.0GHz以上のCPU搭載機種(2GHz以上を推奨)
・512MB以上のRAM(1GB以上推奨)
・1024×768ドット、32ビットTrue Color以上のカラー表示が可能な環境
・DirectX9.0以上に対応し、ビデオメモリ64MB以上を搭載したグラフィックアクセラレータボードが必要(256MB以上推奨)
・800MB以上のハードディスク空き容量
・DirectX9.0が動作可能な環境
(C)2008 SystemSoft Alpha Corporation
※本製品については、ミューズソフト株式会社および黒田幸弘氏は、いっさい関わっておりません。
【大きく進化した主要な新要素】
◆8つのターンと7つのフェイズ
本作では1年が、春・夏・秋・冬を上旬・下旬に分けた8つの「ターン」で構成されており、各ターンは『更新』『計画』『内政』『外交』『軍備』『戦略』『合戦』の7つの「フェイズ」から成り立っている。
プレイヤーは、フェイズごとに「治水開墾」や「武将への俸禄」、「出陣」といった各種コマンド(命令)を実行してゲームを進めていく。コンピュータが操作する他大名家は独自の思考で行動し、あたかも現実の歴史をシミュレートするような状況が展開されることとなる。
◆抜群の迫力と臨場感あふれる合戦
本作の醍醐味である合戦には野戦と一騎討ち、そして攻城戦がある。野戦では、兵を疲弊させて敵の士気を下げることで相手を敗走させるという実際の戦いに近いルールを採用。また、「騎馬隊」「鉄砲隊」などの部隊編成や様々な陣形、「雨が降ると鉄砲が使えなくなる」といった天候の変化、伏兵の配置など戦場における様々な要素がゲームシステムの中に組み込まれている。
野戦で決着がつかなかった場合には、お互いに「斬」「突」「断」の手札を出し合って勝負を決める一騎打ちが発生することもある。攻城戦においても決死の覚悟で「強襲」するか、「包囲」して兵糧攻めにするかといった幅広い駆け引きを楽しむことが可能。
また、本作では海路を使って敵に攻め込むことで海戦をおこなうこともできる。海戦では関船や鉄甲船などが白熱の戦いを繰り広げる。
◆圧倒的ボリュームのデータ群と女性キャラクター
また、女性キャラクターがシリーズ初登場。女児が誕生すると「姫」として育てるか「武将」として育てるか選択できる。姫なら他大名家などと婚姻させて同盟関係を強化させる事ができ、武将なら家臣と同じように合戦に参加できるようになる。
武将や姫・女性武将はそれぞれの顔画像が表示されるので思い入れも強くなる。さらに、オリジナル顔画像の登録、武将や大名家の名前変更も可能。
◆新機軸の「血縁システム」
◆グラフィックの大幅な強化
特に国内マップでは、各城の城郭レベル・町レベル・石高などの状況により、城の形状と城周辺(城下)の町や田畑の画像が変化するうえ、四季の移り変わりや天候も反映されるので、状況を一目で確認することができるようになっている。
マップには「国内マップ」のほかに「全国マップ」があり、日本全体を対象に操作をおこなう場合は全国マップ、国内での操作や城のレベル等を視覚的に確認したい場合は国内マップと、用途に応じた使い分けができて操作性が格段にアップしている。
※その他にも多数の特徴があります。
詳しくは下記製品情報ページをご参照ください。
■エンドユーザー様向け製品情報ページ
http://www.ss-alpha.co.jp/products/tenka5.html
■システムソフト・アルファーの新製品情報は、下記のURLをご参照ください。
http://www.ss-alpha.co.jp/
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天下統一V
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(C)2008 SystemSoft Alpha Corporation