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GeForce RTX 50搭載のゲーマー向けPCとグラフィックスカードをASUSが公開。国内イベントでも披露の予定あり
薄型ノートPCの「ROG Zephyrus」など,GeForce RTX 50シリーズを搭載したASUSの最新ゲームPCが発表に
2025年1月7日,ASUSは,ゲーマー向け製品ブランド「Republic of Gamers」の新型PCを発表した。いずれもNVIDIAの新型GPU「GeForce RTX 50」シリーズと,IntelやAMDの最新CPUを採用したのが特徴だ。日本市場では2025年上半期の発売を予定している
ゲーマー向けノートPCは,薄型が特徴の「ROG Zephyrus」シリーズと,性能重視の「ROG Strix Scar」シリーズ,価格対性能比を重視した「ROG Strix G」シリーズから,それぞれ新製品が登場した。いずれも搭載GPUにNVIDIAの「GeForce RTX 50」シリーズを採用するのが見どころだ。
ROG Zephyrusシリーズは,14インチ級の「Zephyrus G14」と16インチ級の「Zephyrus G16」の2025年モデルが発表となった。
Zephyrus G14は,CPUに「Ryzen AI 9 HX370」を採用したAMD版モデルを展示していた。GPUは「GeForce RTX 5080 Laptop GPU」を採用する。
一方,Zephyrus G16は,CPUに「Core Ultra 9 285H」を採用したIntel版モデルの展示となっていた。薄さ約17.4mmという薄型筐体ながら,GPUに「GeForce RTX 5090 Laptop GPU」を搭載できるのが見どころだ。
ROG Strix Scarシリーズは,16インチ級の「ROG Strix Scar G16」と18インチ級の「ROG Strix Scar G18」を用意。いずれもCPUに「Core Ultra 9 275HX」を,GPUにGeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載した最上位モデルを展示していた。
ROG Strix Gシリーズでは,18インチ級ノートPC「ROG Strix G18」の2025年モデルを展示していた。CPUにCore Ultra 9 275HXを搭載したIntel版モデルは,GPUにGeForce RTX 5080 Laptop GPUを採用する。
また,ROGブランドの2-in-1 PC「ROG Flow Z13」の2025年モデルも発表となった。展示機は,CPUにAMDのノートPC向け最新CPU「Ryzen AI MAX」の「Ryzen AI Max+395」を搭載するという。冷却機構には,改良型ベイパーチャンバーや空冷ファンを採用することで,冷却性能を高めたとのことだ。
また,外付けGPUボックス「ROG XG Mobile」の2025年モデルも展示していた。本製品は,搭載GPUをGeForce RTX 5090 Laptop GPUに変更したほか,既存製品と比べて筐体が大幅に小型化しているのがポイントだ。
なお,PCとの接続インタフェースには,Thunderbolt 5を採用しているのだが,ROG Flow Z13はThunderbolt 5ポートを搭載していない。今後,Thunderbolt 5ポートを備えたROG Flowシリーズの製品が登場するのが気になるところだ。
小型PCベアボーンの「ROG NUC」からも,2025年モデルが登場した。小型筐体に上位クラスのCPUとGPUを搭載するという方向性は既存製品と共通で,GPUには,GeForce RTX 5080 Laptop GPUを搭載するという。CPUは「Core Ultra 200HX」シリーズの24コアモデルを採用するとのことで「Core Ultra 9 285HX」,またはCore Ultra 9 275HXを搭載するものと思われる。
インタフェース類は,前面にUSB 3.2 Gen 2x2 Type-C×1,USB 3.2 Type-A×2,4極3.5mmミニピンヘッドセット端子を搭載する。背面には,USB 3.2 Type-A×4,2.5Gbit対応LANポート,Thunderbolt 4×1,DisplayPort 2.1出力×2,HDMI 2.1出力×2が並ぶ。
ディスプレイ製品では,26.5インチサイズで,解像度3840×2160ドット(以下,4K),垂直最大リフレッシュレート240Hzの量子ドット有機ELパネルを採用した「ROG Swift OLED PG27UCDM」に注目だ。最新世代の有機ELパネルを採用することで,画面のちらつきやブレをさらに軽減するという。
4K解像度の有機ELパネルを採用した27インチクラスのディスプレイは,いくつかのメーカーから登場しており,2025年のゲーマー向けディスプレイにおけるトレンドとなるかもしれない。
31.5インチサイズの「ROG Strix XG32UCG」は,解像度3840×2160ドットのIPS液晶パネルを採用した製品だ。本製品は,3840×2160ドット表示で垂直最大リフレッシュレート160Hz表示と,1920×1080ドット表示で最大320Hzを切り替えられる「dual-mode」機能を搭載するのが見どころだ。2024年11月に登場した「ROG Strix XG27UCG」の31.5インチ版といった製品と言えようか。
PCパーツでは,GeForce RTX 50シリーズ搭載グラフィックスカードと,IntelやAMDの新型チップセットを搭載したマザーボードを多数展示していた。以下,写真を中心に紹介する。
ASUSは,2025年2月1日に秋葉原の「LIFORK AKIHABARA II」でイベントを開催する予定で,GeForce RTX 50シリーズ搭載グラフィックスカードや,最新マザーボードを展示するという。ASUSの2025年新製品に興味のある人は,足を運んでみるといいだろう。
?ASUS NEXT GENERATION CUSTOM PC 2025
— ROG Japan (@ASUSROGJP) January 24, 2025
2025年2月1日(土)はLIFORK AKIHABARA IIに集合!
NVIDIA RTX50シリーズをはじめインテルやAMDの最新CPU対応マザーボードやASUS製品を体験できるイベントです?
会場限定のイベントもありますのでぜひご家族お友達をお誘いの上ご来場ください!… pic.twitter.com/H1kI5eoXke
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