パッケージ
ViZiMO公式サイトへ
準備中
準備中
ViZiMO
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[OGC2008#12]バーチャルワールド「ViZiMO」今後の展開
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2008/03/14 21:41

イベント

[OGC2008#12]バーチャルワールド「ViZiMO」今後の展開

 OGC 2008で,マイクロビジョン代表取締役青沼実氏による「ViZiMO」の展開に関する講演が行われた。

 講演の大半は,ViZiMO自体の紹介に費やされたので,4Gamerを見ていてViZiMOに興味のある人にはいまさらな話だろう。オープンβテスト中なので,どんなものかを知りたいなら,実際に触ってみてもらうのがいちばんだ。
 ということで,ここでは今後の予定など,先日行ったインタビュー時点よりもアップデートされた内容を中心にお知らせするに留めておこう。

画像集#003のサムネイル/[OGC2008#12]バーチャルワールド「ViZiMO」今後の展開
 まず,比較的近い将来に実装が予定されているとして紹介されたものを挙げておこう。

・ハイパーリンク機能
 外部WebページからViZiルームにハイパーリンクできる機能である。入り口が広がることで,ViZiMO自体の認知度アップにもつながるだろう。

・マイルーム機能
 ViZiルームの1部屋だけを,「マイルーム」として特別な位置づけで扱うようにするもの。各ユーザーが明示的に自分の部屋を作ることになる。

・共同作業対応
 複数のユーザーで共同作業によってViZiルームを作れるような仕組みの導入。

・ポイント機能
 ViZiMO内の行動によって溜まるポイント。ポイントと交換できるアイテムなどが用意される模様。

・仮想商品販売
 アバターアイテムなどの課金アイテムの発売。
 
・ペット機能
 マイルーム内で飼育できるペット。いろいろな育成要素が盛り込まれたものになる模様。

 仮想商品販売が事実上の正式サービス開始の時期,つまり今年の夏頃と思えば,本当に比較的近い時期に出てきそうなものといえるだろう。
 もちろん,これらと並行してViZiKitでのイベント処理の拡充などは行われていく。現状では「アクションアドベンチャーゲームができる程度」の処理が可能になっているが,これを進めて,もっと多様な種類のゲームが作成できるようにするという。

画像集#004のサムネイル/[OGC2008#12]バーチャルワールド「ViZiMO」今後の展開
 ビジネス的な展開としては,以下のような流れが予定されている。

・2008年夏 基本運営の正式課金
 アバターアイテムや課金アイテムなどユーザー向け課金アイテムの発売が開始される。基本的には,正式サービス後も通常の利用は無料である。

・2008年10月以降 広告パビリオンの正式課金
 おそらくこれ以前にもテストは行われると思われるが,広告パビリオンとしてのViZiルームを本格的に展開していくのがこの時期となる。

・2008年12月 メタワールドの正式課金
BTR DEMO。ViZiMOとはずいぶん雰囲気が違う
画像集#002のサムネイル/[OGC2008#12]バーチャルワールド「ViZiMO」今後の展開
 これはViZiMOのシステムを使いつつ,キャラクターやオブジェクトなどを差し替えた別バージョンのサービスとしての展開である。現状のViZiMOはトゥーンレンダリングの可愛い系世界観でまとめられているが,もともとのシステムはリアル系の3Dモデルやキャラクターでも使用できるものである。ViZiMOをアナウンスする前には,ほぼ同一のシステムを使った「BTR DEMO」の公開も行われていた(現在デモ版の公開は中止中)。データを差し替えれば,さまざまなタイプのゲーム世界でViZiMOサービスを提供できるという。

・2009年前半 仮想空間店舗の正式課金
 これは,ユーザーが作成したオブジェクトの販売のことだ。以前のインタビューにもあるように,これと前後してViZiKitのパワーアップ版ないし,マイクロビジョンの社内用ツールがユーザーでも使えるようになるものと思われる。なお,ユーザーそれぞれが個人単位での別途契約が必要となりそうなので,誰でも使えるというわけではないが,クリエータの参加を促すという意味では重要なものとなりそうだ。

画像集#005のサムネイル/[OGC2008#12]バーチャルワールド「ViZiMO」今後の展開
 さらに長期的予定としては,以下の内容が発表された。

・携帯電話との連携
 携帯電話との連携で,携帯電話でもコミュニケーションできるようにしたり,3D部分も移植を検討しているという。

・家庭用ゲーム機との連携
 こちらは,ViZiMOコンテンツを家庭用ゲーム機でパッケージ化するといったプランとなっている。

・海外展開
 海外でのサービス展開。海外のクリエータの取り込みなど。

 これらはすでにインタビュー記事で紹介した項目ではあるが,いずれも来年以降と思っていいだろう。マイクロビジョンは,かなり長いスパンでの展開を考えているという。
 とりあえず,現状のユーザーにとっては基本ツールの機能拡張が,かなり速いペースで行われていくこと,ペットなどの新要素も導入されることなど,期待すべき点は多い。今後の展開に注目しよう。

画像集#006のサムネイル/[OGC2008#12]バーチャルワールド「ViZiMO」今後の展開 画像集#007のサムネイル/[OGC2008#12]バーチャルワールド「ViZiMO」今後の展開
  • 関連タイトル:

    ViZiMO

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月28日〜11月29日