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連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第711回「私ぁ恥ずかしいよ」
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というのもね,先週この連載で私,忙しぶっちゃったんですよ。要約すると「最近忙しくて,気になるタイトルが3本あるんだけど,時間の都合で1本しか遊べない。何を選ぶんでしょうね私は!?」的な。ホント,恥ずかしい。先週の私の毛という毛をむしってプールで泳がせたい。で,毛があるときとないときでどれだけタイムに差が出るか計りたい。そして,ちょっとでも早くなったのであれば,心にもない「良かったね」を言ってあげたい。それくらい恥ずかしい。
うん,病んでますよ私。実はこれを書いてる今,ちょっくらホテル療養しております。なんせ体重が110kg近くある中年男性なもんでね。重症化リスクが高いという分類にあたるらしく,ホテル療養となりました。
ホテル療養はね,決められた食事の時間にお弁当を取りに部屋を出る以外の外出は一切禁止。これがなかなか心を蝕むもので。以前の自宅療養とさほど状況は変わらないのですが,「自粛」と「禁止」では,自分の中での意味合いが何か違うものになるのですよ。主に精神的に。
そして,ヤることがない。病人なんだから寝てろって話なんだけど,症状が治まってきた今となっては寝るにも限界があるわけです。若い頃は無限に寝ていられたのにね。だから,ですよ。先週忙しぶった自分が恥ずかしくて仕方ないわけです。結局,今は先週紹介したうちの2タイトルを買って遊んでおります。まあ,今週紹介するのはまた別のタイトルなんだけどね。
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私視点で言うとカードゲイムのヴァンガードを始めたばかりだったのですね。で,そのヴァンガードがデジタルのNintendo Switch版ディアデイズとして発売された,と。正確にはディアデイズに合わせて私がカードゲイムのヴァンガードを始めた,のほうが正しいんですが。ともあれ,実際に買ってヤってるわけですよ。暇だし。
ところで自分で言うのもアレだけど,私のいいところはお仕事以上にゲイムを頑張るってとこですよね。ありがたいことに仕事でゲイムに携わらせていただくことがあるわけだけど,そのタイトルが私に刺さった場合は仕事以上に楽しんじゃうんですよ。
この連載の読者に嘘はつきたくないんでね。私は数字を持っていない自覚はあるけど,逆に言うと読んでくれてる人からの信頼は欲しい。だからメーカーさんの意向も無視はしないながら,どちらかと言うと読者に嘘をつきたくない気持ちのほうが強い。まあ,要は信頼してくれって話なんだけどね。数を持ってないからできる生き方ではあるんだけど,嘘はつかないっていうことが私のストロングポイントなわけですね。
で,話を戻しますと。ヴァンガードおよびディアデイズは,面白いです。純粋にカードゲイムとして面白い。だからディアデイズも面白い。デジタルのいいところは,私のように友達がいなくても遊べるって点。あと,ルールをちゃんと覚えていなくても勝手に進行してくれる点。これでだいぶ遊びやすくなってる。
正直,アニメを視聴していないので世界観だったりストーリーだったりキャラクターだったりに対して取っつきづらい部分はあるんだけど,1人用のストーリーを進めていくととくに気にならなくなる。これ,カードゲイムのストーリーとしてたぶん正解だと私は思っているんだけど,話が難しすぎないのがいい。
要するに,ゲイムとしてはカードファイトで戦っていく流れなわけで,その理由をストーリーとして埋めているわけです。その埋め方がもう割り切られていていい。誤解を恐れず言えば,ストーリーとして大したことは言ってないんですよ。でも,ちゃんとカードファイトの理由付け部分を埋めている。
実はこれ,めちゃくちゃ凄いと思います。難しい言葉を使ってそれっぽいことを言う人よりも,簡単な言葉で説明できる人のほうが凄いと私は思っているんだけど,そういった凄さ。ゲイムのキモはカードファイトなんだけど,それをストーリーが邪魔していない。だから遊びやすいんだなと思った。
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いやたぶんだけど,ゲイム側にできることはすべてヤっているんですよ。完全にイメージの問題。やっぱ,なんだかんだ言ってもカードゲイムをイチから始めるのはハードル高いからね。だから,刺さってない人に刺すのは難しい。初心者の私からは「多くの人が抱いている先入観ほど,覚えることは多くない」と言うしかないんだけども。歴史を重ねてきてるシリーズだから,カードの種類がめちゃくちゃ多いってのも初心者からしてみればプレッシャーなわけで。
でもね,そんな人に言ってあげたい。「無理して覚えなくていいんだよ」と。私もカードの効果を覚えなきゃ勝てないと思って身構えていたんだけど,その考えを捨ててから楽しくなってきた。自分が使うカードの効果だけ覚えればいい。あとは,CPUと戦って相手が使った効果を自分も使いたくなったときに覚えればいいんじゃないかな。
それと気になったのは,前述のストーリーの話とちょっと矛盾してきちゃうんだけど,専門用語が多いことかな。世界観を作るうえで仕方がないのかもしれないけど,専門用語が見知らぬカタカナすぎて頭に入ってこないっていうのはある。でも,これも意外と大したことは言ってないので構える必要はない。そんなところかな。
ゲイムとしては,とくにNintendo Switchの新作タイトルとしてオススメはしたい。けど,ちょっと覚悟は必要かも。面白さ自体はかなりあります。
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いや,難しいよね。興味のない人に世界観が出来上がったものを紹介するのは。プロレスもそうなんだけど。体験してみりゃ面白いのですよ。あと,一度楽しむコツみたいなものを掴んでしまえば,さらにどんどん面白くなってくる。ただ,そこまでのハードルが高い。というか実際はそこまで高くないのに高いように見えてしまっている。面白いし,せっかく出会ってしまったので何とか普及させたいんだけども。
なので,せめてこれを読んでる人でカードゲイムに興味がある人はぜひ,ディアデイズに挑戦してもらいたい気持ちです。一勝負10分くらいで終わるからキリもいいしね。
というわけで,今週はあんまり忙しぶるもんじゃねえなってお話でした。お前はゲイムを好きなタイミングでヤってる人生を過ごしてりゃいいんだよオラエー! って天から言われた気がしております。ではまた来週。
今週のハマりゲイム
PlayStation 5:「地球防衛軍6」
Nintendo Switch:「カードファイト!! ヴァンガード ディアデイズ」
iOS:「ロードモバイル」
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション」
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カードファイト!! ヴァンガード ディアデイズ
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キーワード
- 男色ディーノ
- ライター:男色ディーノ
- 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ
- 連載
- PC:カードファイト!! ヴァンガード ディアデイズ
- PC
- カードゲーム
- カード
- ブシロード
- プレイ人数:1人
- Nintendo Switch:カードファイト!! ヴァンガード ディアデイズ
- Nintendo Switch
- CERO B:12歳以上対象
- プレイ人数:1〜2人
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