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連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第565回「『三本の矢』の逸話について」
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私,これについて昔から疑問に思っていて,何なら今でも不思議なんだけど,矢って放つときは一本ずつよね? 三本まとめて射るわけじゃないのにそんなことを言われても……まとめちゃったら本来の使い方ができない。……から転じてこの逸話は,「モノは壊したりせず,ちゃんと本来の使い方で使おう」という教訓だと私は考えているのです。
さて。先週この連載で「三國志14」(PC / PlayStation 4),「龍が如く7 光と闇の行方」,「ドラゴンボール Z KAKAROT」(PlayStation 4 / Xbox One)という三本が同日発売されちゃうもんだから,どれから遊べばいいのやら……という話を書いたのね。なので今週は,私が限られた時間でどのタイトルをプレイしたのかを発表したいと思います!
私が死の間際の元就なら三人の息子に言うよね。「三本の矢は結局一本ずつしか放てないように,三本のゲイムも一本ずつしかプレイできないぞ……ガクッ」と。困るよね息子達も。一人一人頑張れっていうメッセージだと言えなくもないけど。というわけで,先週しっかりプレイしたタイトルは,こちらです!
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……選べねーよ!! いや,実際に買ってはいるんだけど,あの三本をどれから遊ぶかなんて選べない! ならばいっそ!! という勢いで別のゲイムを始めました。そのため,三本の矢もとい三本のゲイムはそれぞれちょっとずつプレイしただけで,そんなに進んでおりません。
それにしても,欧陸の覇者Xは面白いわよ。昔,この連載でも紹介した「世界の覇者X」の流れを汲む戦略シミュレーションなんだけど,今回の舞台は18世紀から19世紀にかけてのヨーロッパ。いわゆるナポレオンの時代ね。このヨーロッパの動乱を戦略シミュレーションとして扱ったゲイムというわけなのです。
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ただ,ゲイム中にクリア条件を満たしているのにクリアにならない現象が起こってる点に関してはちょっと情報を知りたいところ。バグなのか,日本語訳の説明が正しくないのか。具体的に言うと「挑戦」モードの「エジプトへの遠征」→「カイロの新政策」なんだけど。クリア条件に書いてある「奇観の建築を完成させる」を満たしてもクリアにならん。どうにかして原因を調べたい。
……というように,調べてでも先に進みたいと思う程度には面白いわよこのゲイム。さすがに誰にでもってタイプのタイトルではないけど,シミュレーション好きでNintendo Switchを持っているならダウンロードしておいていいと思う。ちゃんと押さえるべきツボは押さえたゲイムだからね。
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という具合に,今週は三本のタイトルから逃げました。ただまあちょっとプレイした感じだと,三國志14は完全に時間泥棒ですな。そんなにヤってないけど。私にとっては面白い。行軍のスピードが命運を分けるという今回の仕様は,前作までにはない新しい楽しさを生み出している。その中で難点を挙げれば,慣れるまで操作しづらいってところ。ただ,「もう1ターンだけ」と思えるような作品ではあると思う。
龍が如く7は,このシリーズにしては珍しく最初からガツンと面白い。これまではじわじわと面白くなってくる感じだったのが,最初から飛ばしてきてるなーって印象。これもアクションアドベンチャーからRPGにジャンルが変わった影響なのかもしれないわね。
ドラゴンボール Z KAKAROTは,起動させただけ。オープニングを見ていたら急用が入って家から出なければならなくなったという不運もあり,ホントに触った程度。
とまあこんな感じでゲイム戦国時代を迎えているわけですが(先週はゲイム三国志って言ってたけど)。ゆくゆくはどのタイトルも掘り下げて,プレイした感想をお伝えしていく所存です。
三本の矢,どれも大切なんよ。三本集まると射るときに一本は外してもいいじゃろって思うかもしれんけど,一本一本大切に射ることが重要なんじゃ。作るほうだって一本一本大切に作ってくれとんじゃけえ。何本集まろうと,何回機会が訪れようと,その都度心を込めて行動せにゃいけん。これが本当の三本の矢の教えじゃとわしは思うとる。
以上,本場の広島弁でお届けしました。ほいじゃまた来週の。
今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「三國志14」「龍が如く7 光と闇の行方」「ドラゴンボール Z KAKAROT」
Nintendo Switch:「欧陸の覇者X」
iOS:「龍が如く ONLINE」
iOS:「ハンドレッドソウル」
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション」
iOS:「マリオカート ツアー」
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- テーブルゲーム
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- パズル
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