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ASUSTeK&GIGABYTE,ゲーマー向けのOC対応マザーボードを公開
■未発表の新作マザーボード
■「COMMANDO」を公開したASUSTeK
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同氏はR.O.G.ブランドを「A.I.シリーズの上位モデルではなく,ゲーマーとオーバークロッカーのためだけの特別なラインアップ」と位置づけ,豊富な機能面だけでなく,すべてがゲーマー向けにチューンされている点を強調。オーバークロック機能「Extreme Tweaker」を例に挙げ,「単にオーバークロック機能を提供しているのではなく,搭載するデバイスや信号制御周りで安定動作のためのチューニングを行っています」とコメントした。
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最近のASUSTeK製マザーボードではミドルクラス以上でよく見かけるeSATAポートが,この製品では省かれているのだが,その理由として同氏は「ゲーマーのためには,RAID対応のSerial ATAポートが六つあります。ゲーマーの意見を聞いて,不必要と判断したものは省きました」と述べる。オーバークロック関連の機能や使いやすさ,安定性への配慮を行いつつ,ゲーマーにとってあまり必要でないものは積極的に排除しているようだ。
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「これは,拡張性への配慮です。2スロット仕様のグラフィックスカードでCrossFire構成を採ろうと思ったときに,冷却に配慮しようとすると,もはや拡張カードは利用できないというケースが多かった。その点,一番上のスロットをPCIにしたCOMMANDOでは,グラフィックスカードの冷却に配慮しつつ,PCIスロットも問題なく利用できるというわけです」(ユー氏)。もっとも,Striker Extremeと共存すべく,基本的にはシングルグラフィックスカード動作に向けて最適化されているそうで,シングルカード動作時に,最大限の拡張性を確保できるというのも,主眼に置かれているようである。
R.O.G.シリーズは標準でノイズ対策を行ったというHD Audio CODEC搭載のPCI Express x1接続サウンドカード「SupremeFX」が付属するが,ゲーマーの間では「Sound Blaster X-Fi」などのサウンドカードを利用したいという声が多く,それに応えたものなのだとか。
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なお,COMMANDOの基本的な仕様はこれまでのR.O.G.シリーズとよく似た印象だ。チップセットを結ぶヒートパイプや,8フェーズの電源回路,オーバークロックテスト時などに有効な,I/Oパネル部のPOSTコード表示用ディスプレイ「LCD Poster」やオンボードの電源/リセット/CMOSクリアボタン,前述のExtreme Tweakerなどは,そっくり搭載している。
ちなみにヒートパイプとフィンによる冷却機構は,あくまでチップセットの冷却用という。電源回路は8フェーズ化と高品位部材の採用によって発熱を押さえており,特別な冷却機構は必要ないそうだ。「ケースファンさえ正常に動作していれば,電源回路とチップセットの熱が篭もるということはまずありません」(ユー氏)。
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■Gigabyte United初の製品に?
■GIGABYTEは未発表のnForce 680i SLIマザーを公開
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そしてチャン氏は,こちらも未発表となるnForce 680i SLIマザーボード「GA-N680SLI-DQ6」のプレビューを行った。同社のハイエンドマザーボードで謳われる「6-Quad」仕様のオリジナル設計製品で,“6個のクアッド(4)”の一つとして,1000BASE-T LANを4系統用意するのが興味深い。これは自宅でFPSなどのゲームサーバーなどを立てることを想定しているという。
BIOSは「NVIDIAのBIOSをベースに,弊社とNVIDIAが共同開発したものになります。もちろん,Link Boost対応です」(チャン氏)。
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また同氏は,CPUソケット裏面に設けられたヒートシンク「Crazy Cool」の有効性を強調し,チップセットのヒートパイプと合わせて,マザーボードの発熱低減に大きな効果があり,安定動作の実現に一役買っているとした。
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