オーバーランド，二人のキャラクターを切り替えて戦うFPS「ザ・マーク（日本語マニュアル付き英語版）」の配信を本日から開始

　オーバーランドは本日（3月25日），PC向けのFPS「ザ・マーク（日本語マニュアル付き英語版）」（以下，ザ・マーク）のダウンロード販売を開始した。ダウンロード版の価格は1980円（税込）だが，メディアを希望する人には，CD-R版を2480円（税込）で販売する。

「ザ・マーク（日本語マニュアル付き英語版）」公式サイト

　ポーランドのデベロッパであるT7 Games（現在はGingerbread Studiosに改称）が開発し，オーストリアの大手パブリッシャ，JoWooD Entertainmentから2006年にリリースされたザ・マークは，二人のプレイヤーキャラクターを操ってゲームを進めていくミリタリー系のタイトルだ。
　エリート海兵隊員のスティーブン・フレッチャーと傭兵オースティン・ホークという二人のキャラクターは，チャプターごとに交換可能で，それぞれ「バレットタイム」や「瞬間的に敵を視認する」などの特殊能力を持っており，どちらをどういう局面で使うかが重要になってくる。


　敵はロンドンへ核爆弾を投下しようとするテロリスト集団で，その背後にいるのはラコフ財団のイーリア・ラコフ。妹のサンディー・フレッチャーと共に潜入捜査に当たっていたスティーブンだが，テロリストに感づかれて危機に陥る。一方，イーリアの父親で財団の創始者でもあるアレクサンドル・ラコフは，息子の暴走を止めるため，最強の傭兵ホークを雇った……といった具合に，ストーリーラインは単純ではない。父と息子の葛藤や，最初は反目していたスティーブンとホークの不思議な友情など，予測不能の物語が展開していく。
　中東の市街地や古城，船の中などロケーションも豊富で，さまざまな状況において二人の戦いは続いていくのだ。

　そんなザ・マークのプロモーションムービーが公開されたので，下に掲載した。4年前のタイトルということで，グラフィックスに特筆すべきものはないかもしれないが，ゲームの雰囲気はよく分かるはずだ。