リリース
Autodesk,Mayaや3ds Maxなどの保守契約ユーザーに新機能を提供
Subscription Advantage Pack | |||
配信元 | オートデスク | 配信日 | 2011/08/09 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
「Subscription Advantage Pack」を発表
〜デジタル エンターテインメント クリエーション ソフトウェアの
サブスクリプション ユーザに対し、強力な新機能をいち早く提供 〜
オートデスクは、デジタル エンターテインメント クリエーションソフトウェア製品最新版の保守契約(サブスクリプション)ユーザ向けパッケージ「Subscription AdvantagePack」(サブスクリプション アドバンテージパック)を発表しました。エンターテインメント分野でのCGやアニメーション制作に必要なソフトウェアをそろえたパッケージ製品の最新版「AutodeskEntertainment Creation Suites 2012」(オートデスク エンターテインメント クリエーション スイート2012)と、個別のエンターテインメント クリエーション ソフトウェア製品最新版で提供されるSubscription AdvantagePack は、オートデスクのサブスクリプションユーザに対し、複雑な作業の管理、日々のワークフローの効率化、創造性の拡張を実現する新機能をいち早く提供します。
エンターテインメント業界向けソフトウェア各製品のSubscription Advantage Packの特長は以下の通りです。
「Autodesk Maya 2012」(オートデスク マヤ 2012)のSubscription Advantage Packは、今日のゲーム、映画、テレビ放送の制作で求められる複雑なシーンの管理に役立つ新しいツールを提供します。
・Alembic(アレンビック) ポイント キャッシュフォーマットに対応し、複雑なデータをパイプラインを通して管理しやすい形式に変換。データの移行をスムーズにすると同時に、編集用データの移行時に付随する間接経費やロスを低減
・AMDのオープンソース物理演算エンジン「Bullet Physics」(バレットフィジックス)に対応し、大規模で写実性の高い、ダイナミックなシミュレーションが可能。ワンカットや連続するシーンでの3D衝突判定機能のほか、ソフトボディとリジッド ボディの両方のシミュレーションを、バラエティに富んだ制約条件を使用しながら単一システム内で実現
・新しいノードエディタにより、クリエーターやテクニカルディレクターは共同作業を容易に実践。また、複雑なノードネットワーク環境でのデバックをサポート
「Autodesk 3ds Max 2012」(オートデスク スリーディーエス マックス2012)は、レンダリングをより進化させ、クリエーターが求める完成像を、より早く、より簡単に制作できるようにします。同製品のSubscription
Advantage Packの追加機能は以下の通りです。
・刷新されたレンダーパス システムにより、クリエーターはダウンストリーム コンポジティング用のシーンをより簡単に分割
・NVIDIAのiray レンダラー用のアクティブシェードレンダリングにより、カメラ、ライティング、素材、ジオメトリへの変更の都度更新されるインタラクティブなレンダリングセッションを通じて、より効率的な反復作業を実現
・Adobe After Effects と Adobe Photoshopとの相互運用性がさらに強化
・3ds Max SDK(ソフトウェア デベロップメント キット)の.NETへの公開により、開発者はより効率的に3ds Maxを拡張・カスタマイズ可能
「Autodesk Softimage 2012」(オートデスク ソフトイマージ2012)は、実用的な制作ツールをクリエーターやディレクターに提供します。同製品のSubscription AdvantagePackの追加機能は以下の通りです。
・生産性と使いやすさを大幅に向上させるモデリングとセレクションの新ツールを搭載
・ICE(インタラクティブ クリエイティブ エンバイロメント)リジッド ボディ ダイナミクスに新たなオプションを追加し、シミュレーションツールセットを強化
・拡張されたSDKアクセスにより、より柔軟なカスタマイズを実現
「Autodesk Mudbox 2012」(オートデスク マッドボックス 2012)のSubscriptionAdvantage Pack は、強力な新しいツールの追加により、業界最高水準の3Dペイントおよびスカルプティングソリューションをさらに強化しています。
・新しいGigatexel(ギガテクセル)エンジンにより、ハードウェア仕様に応じ充実した詳細描写の制作を実現
・エッジ シャープネス データ向けに拡張されたクリエイティブなペインティングとスカルプティングのツールセットで、バンプと通常のマップ情報を一体化。さらにタイル状の詳細部分の作成と抽出をより簡単に実現
「Autodesk Flame Premium 2012」(オートデスク フレーム プレミアム2012)と「Autodesk Flare 2012」(オートデスク フレア2012)のExtension(エクステンション)リリース、および「Autodesk Smoke 2012 For MacOS X」(オートデスク スモーク 2012 フォー マック オーエス テン)Subscription AdvantagePackは、強力な新しいクリエイティブ ツールとテクニカルツールに加え、映画やテレビ放送、コマーシャルのポストプロダクションのために、より多くのデジタル ファイルフォーマットのサポートを提供します。
・新しいステレオスコピック 3D (立体視)表示モードにより、クリエーターは右目用と左目用の差異を目視で確認可能
・強化されたクリエイティブ ツールは様式化されたグラフィックエフェクトを提供し、独自のルックの作成を実現。さらにリライティング、モーションブラー、リカーシブオペレーションに関するコントロールの幅を拡張
・Flame Premiumの対応フォーマットを拡張し、HDRxサポート、MXFエクスポート、AVCHDコーデックインポートに対応。SmokeFor Macは新規にApple ProRes QuickTime、IMXとMXF OP-1aのエクスポート、RED EpicHDRxサポート、AVCHD コーデックインポート、QuickTime wrapper へのAvid DNxHDエクスポートに対応
製品提供時期と方法
今回発表された全てのSubscription Advantage Pack、およびクリエイティブフィニッシングの拡張機能は、現在のオートデスクサブスクリプションメンバー向けに、2011年9月末頃から提供される予定です。SubscriptionAdvantage Packは、サブスクリプションユーザ限定で、オートデスクサブスクリプションセンター(www.autodesk.co.jp/advantagepack)、またはソフトウェア内のインターフェイスから直接ダウンロード可能です。
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