Futuremark，次世代PCMark「Vantage」のカウントダウンページを公開

カウントダウンページに用意されたタイマー。まだ動き出していない

　Futuremarkは，システム総合ベンチマークソフト「PCMark」の最新版が「PCMark Vantage」になると発表。併せてカウントダウンページを公開した。現在のところ，カウントダウンタイマーは「COUNTER OFFLINE」となっていて，プログラムがいつ入手可能になるのかは不明だが，Futuremarkが4Gamerに寄せたメールによれば，近日中にカウンターは回り始めるとのことだ。次世代PCMarkの登場は，そう遠い話ではないようである。

　なおカウントダウンページによると，PCMark Vantageの対応OSは32/64bit版Windows Vistaで，Windows XPには非対応。このほか動作環境は以下のようになっている。

• CPU：Pentium 4/3GHz（あるいは相当するAMD製CPU）以上［マルチコアCPU推奨］
• GPU：プログラマブルシェーダ2.0（Shader Model 2.0）対応以上。「GPU image manipulation test」（※詳細不明ながら，GPU関連のテストとは思われる）の実行には同3.0以上対応必須
• グラフィックスメモリ：「GPU gaming test」の実行には256MB以上
• HDD空き容量：NTFSで1.7GB以上
• そのほか「Windows Media Player 11」「Internet Explorer 7」および最新版のDirectX Runtime必須

　ここで興味深いのは「GPU gaming test」という項目が追加されていること。2007年9月28日時点で詳細は不明だが，カウントダウンページにある概要には「仕事用やゲーム用，制作用PCの評価に向く」といった文言があるので，ゲームプレイの快適性に関する何らかのテストが用意されると見てまず間違いない。
　もちろん，それが次世代3DMarkに取って代わるものとは思えないが，ゲーマーがPC性能を評価するに当たっての指針となる可能性までは否定できないだろう。カウンターが回り始める日を楽しみに待ちたい。