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ソネットがゲーム内広告事業に本格進出。第一弾はゲームポットの「PaperMan」
ソネットはプレスリリースにおいて,オンラインゲーム内広告の市場規模は2011年に全世界で1000億円規模に成長すると予測されている(2007年7月,米Yankee Group調査)ことを例に挙げ,オンラインゲーム内広告のソリューション技術を持つIGAWとの提携に踏み切ったとしている。
なお,今回の業務提携におけるソネットとIGAWの役割は,
●ソネット
・オンラインゲームの広告主獲得のための営業
・広告主に対する広告の実施(企画/提案/実施/レポート)
・IGAWによるデベロッパ獲得営業への協力
・IGAWと共同でのパブリッシャ獲得営業および広告枠の確保の活動
●IGAW
・IGAWの技術を採用するデベロッパの獲得営業
・デベロッパーへの技術提供
・広告の企画,制作
・ソネットと共同でのパブリッシャ獲得営業および広告枠の確保の活動
・ソネットによる,広告主に対する広告の実施への協力
という形で分担されている。ソネットは,この提携によりゲーム内広告事業における営業から制作,配信までの一連の流れを,総合的に手がけていく模様だ。
ソネットではまず,同社の子会社であるゲームポットのオンラインFPS「PaperMan」で,2008年冬よりゲーム内広告実証実験を行い,2009年春には本格事業を開始する予定であるとのこと。
ゲームポットはPaperManのオープンβテストを12月に開始すると発表しているが,おそらくこのタイミングで,ゲーム内広告の実証実験も行うということになるのだろう。
ちなみにゲームポットは,2007年6月にゲーム内広告大手の米Double Fusionと,オンラインレースゲーム「Level-R」におけるゲーム内広告配信事業についての契約を締結している。Level-Rは先日正式サービスがスタートしたばかりだが,こちらの展開も気になるところだ。
ソネットエンタテインメント
I.G.A.WORKS
- 関連タイトル:
ペーパーマン
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