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「ゴルトモ」,磯山さやかさん&福下恵美さんとプレイができる有料サービス開始
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印刷2006/12/19 19:19

ニュース

「ゴルトモ」,磯山さやかさん&福下恵美さんとプレイができる有料サービス開始

●左:福下恵美さん ●右:磯山さやかさん
 デジタルゴルフは本日(12月19日),オンラインゴルフゲーム「ゴルトモ」の新サービス「バーチャル☆ゴルフデート」の発表会を開催した。

 このサービスは,ホリエージェンシー所属の人気タレント,磯山さやかさんと福下恵美さんを起用した有料の「プレミアムサービス」。「プレミアム対戦商品」である,

・ドリームチケット「磯山さやか」
・ドリームチケット「福下恵美」

を購入することで,このお二人をモデルにしたキャラクターと一緒に,ラウンドを回れるというものだ。もちろんゴルトモのシステム上,実際のお二人とネットワーク越しにリアルタイムで対戦できるというわけではない。だが,デジタルゴルフが用意したプレイデータのみならず,お二人が実際にプレイしたときのデータとも対戦を楽しめるようになるそうだ。
 価格はどちらも1プレイあたり30RP(300円相当)。なお,このサービスは本日7:00PMにスタートする。



 また,ゲーム内に登場する磯山さんと福下さんは,このゲームのために音声も録音済み。プレイ中には,このゲームでしか聞くことのできないセリフでプレイヤーに語りかけてくれる。お二人のファン,そして若い女の子とゴルフを楽しみたい紳士にとっては,なかなか嬉しいサービスではないだろうか。
 ボイス,そして衣装などのビジュアルは,プレイ結果に応じて変化する。磯山さんの衣装は,「マスコットガール」「ゴルフウェア」など,福下さんの衣装には「メイド服」「水着」などが用意されているそうだ。また,衣装ごとにセリフのバリエーションも用意されているので,全衣装,全ボイスを見聞きするためには,繰り返しのプレイが必要ということになる。



■「ゴルトモ」は,“大人”のためのオンラインゲーム

デジタルゴルフ 代表取締役 横山俊朗氏
 発表会ではまず,デジタルゴルフ 代表取締役の横山俊朗氏が,同社設立の経緯と現在運営中の二つのサービス(「GolfersBB」と「ゴルトモ」)について簡単に紹介。2006年8月1日の正式サービス開始以来,9月のSANKYOレディースオープン,10月の伊藤園レディスゴルフトーナメント,11月のダンロップフェニックストーナメントなど,実際のプロゴルフトーナメントとのコラボ企画を実施。その効果もあって,順調に会員数が伸びていると明かした。



デジタルゴルフ プロデューサー 吉川泰生氏
 続いて登壇したのは,GolfersBBとゴルトモのプロデューサーを務める吉川泰生氏。吉川氏は,ゴルトモプレイヤーの年齢層が,国内のオンラインゲームプレイヤーの平均に比べ,高めであるというデータを提示。ゴルトモが「『脳トレ』世代を取り込んだ,大人のためのオンラインエンターインメント」であると位置付けた。

現在の予想ではこの12月末に会員数が約7万5000人に達する見込みだそうだ


 デジタルゴルフが磯山さんと福下さんを起用したのは,横山氏がホリエージェンシーの社長と偶然一緒にゴルフをする機会があり,そこで出た話題がきっかけであったという。
 しかし,高校3年間を野球部のマネージャーとして過ごし,野球のスコアブックを書けるという磯山さんが,つい先日も名球会のゴルフ番組に出演していることなどを考えると,今回の起用は偶然の顔をしてやってきた必然であったとも言えるだろう。
 また一方の福下さんは,ゴルフ経験こそないものの,クラシックバレエを13年続けていたほか,スノーボードは3級の腕前と,運動神経は抜群(ちなみに書道は四段の腕前)。しかもブログでは,お酒好きな一面を覗かせる(2006年6月4日に「飲むだけで少し勇気出て人見知り治るんだもん」との記述が)など,これまた既存のゴルトモプレイヤーの多くを占める大人達にとっても魅力的な人材である。
 デジタルゴルフとしては,このお二人を起用することで,これまでより低い年齢層もターゲットにしていきたいようだが,既存プレイヤーにも受け入れられそうだ。



 発表会の中盤には,磯山さんと福下さんが揃って登場。ゲーム内で身に着けている衣装と同じく,磯山さんはゴルフウェア,福下さんはメイド服という出で立ちだ。
 磯山さんも福下さんも,これまでオンラインゲームの経験はなかったという。だが,福下さんは今回の企画のための撮影が終わったその日に,帰宅したらすぐプレイを開始し,もうかなり上達してきたとのこと。一方の磯山さんは,2005年夏ごろからゴルフを始め,今では一番はまっているスポーツがゴルフであるらしく,「景色も綺麗に描かれているので,実際に自分自身がラウンドしている感じで楽しめた」と,ゴルフ経験者ならではの感想を語っていた。

 そして発表会の終盤には,お二人によるデモプレイと来場者とのパターゴルフ対決も行われた。デモプレイでは,磯山さんがボギーで福下さんがバーディ。パターゴルフでは,磯山さんが第一打でボールをカップに沈めたのに対し,福山さんは二打ともに外していた。ゴルフ経験とゴルトモ経験の差が如実に現れたのは,ある意味興味深い結果だ。



 なお,デジタルゴルフでは,バーチャルゴルフ☆デートにほかのタレントを追加することや,同じ仕組みでのプロゴルファーを起用することなども検討しているという。
 この企画が実現するか否かは,第一弾である今回の企画の成否にもかかってくるだろう。アイテムの販売ではなく,いわば対CPUのプレイ課金にも近いこの企画が,ゴルトモというプラットフォームの上でどの程度機能するのか。オンラインゲームにおける課金体系の今後を占ううえでも,注目したい。(Text by TeT / Photo by 新井邦彦)

  • 関連タイトル:

    ゴルトモLive

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