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バーチャル7.1chサラウンド出力対応のSennheiser製ゲーマー向けヘッドセット「PC 333D」&「PC 163D」が8月7日に発売
PC 333D |
PC 163D |
両製品にはいずれも,Dolby Laboratoriesのライセンスを受けて開発され,バーチャル7.1chサラウンドサウンド出力に対応するUSBサウンドデバイス「3D G4ME1」が付属するので,実質的には,2chアナログ接続ヘッドセットと,USBサウンドデバイスのセット製品ということになる。
まず,PC 333Dは密閉型のエンクロージャを採用するモデルだ。密閉型というと,ゲームに集中しやすい代わりに周りの音が聞き取りにくかったりするものだが,PC 333Dには,ヘッドバンドの下部分に“回転軸”が用意されており,ヘッドセット自体は装着したまま,エンクロージャだけを前後方向へ簡単に移動させることが可能。また,ブームマイクを跳ね上げると自動的にマイクミュート機能が有効化されたり,エンクロージャ側に音量コントローラが用意されたり,マイクにはノイズキャンセリング機能が用意されたりと,「仲間と音声情報を伝え合う」ことに向けた,さまざまな機能の搭載がウリとなっている。
一方のPC 163Dはオープンエア型で,PC 333Dと比べると小振りのエンクロージャを採用するモデル。エンクロージャ部の“前後回転”や音量調整機能といったギミックはなく,よりヘッドセットとしての基本スペックに絞った製品になっているといえる。
いずれも価格的には決して安価といえないため,人は選ぶと思われるが,実績あるブランドの新製品だけに,注目を集めることは間違いないだろう。
●「PC 333D」の主なスペック
- 基本仕様:アナログ接続ワイヤードタイプ+USBサウンドデバイス
- 本体サイズ:未公開
- 重量:約225g(USBアダプターを除く)
- ケーブル長:2m+0.3m+1.2m(※ヘッドセット本体+3D G4ME1+USB延長ケーブル)
- 接続インタフェース:3.5mmミニピン×2,USB2.0(3D G4ME1)
- 主な付属品:USBサウンドデバイス「3D G4ME1」,保護用キャリングポーチ
- 対応OS:−(※3D G4ME1対応OSはWindows XP SP2/Vista/7)
- 予想実売価格:1万9200円前後
- 発売時期:2010年8月7日
- 周波数特性:14Hz〜22kHz
- 出力音圧レベル:112dB
- インピーダンス:32Ω
- 周波数特性:70Hz〜15kHz
- 感度:-38dBV/PA
- インピーダンス:2kΩ
- 指向性:単一
- ノイズキャンセリング機能:あり
●「PC 163D」の主なスペック
- 基本仕様:アナログ接続ワイヤードタイプ
- 本体サイズ:未公開
- 重量:約200g(USBアダプターを除く)
- ケーブル長:2m+0.3m+1.2m(※ヘッドセット本体+3D G4ME1+USB延長ケーブル)
- 接続インタフェース:3.5mmミニピン×2,USB2.0(3D G4ME1)
- 主な付属品:USBサウンドデバイス「3D G4ME1」,保護用キャリングポーチ
- 対応OS:−(※3D G4ME1対応OSはWindows XP SP2/Vista/7)
- 予想実売価格:1万7200円前後
- 発売時期:2010年8月7日
- 周波数特性:15Hz〜23kHz
- 出力音圧レベル:114dB
- インピーダンス:32Ω
- 周波数特性:80Hz〜15kHz
- 感度:-38dBV/PA
- インピーダンス:2kΩ
- 指向性:単一
- ノイズキャンセリング機能:あり
「PC 333D」製品ページ:http://www.senncom.jp/solution/pc/game/pc333d.html
「PC 163D」製品ページ:http://www.senncom.jp/solution/pc/game/pc163d.html
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