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データは消えない!ゲームのロード時間短縮装置「i-RAM」続報
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バッテリーの持続時間は約16時間と発表されたが,これはあくまで,i-RAMをPCから取り外して,単独で放置しておくときの持続時間。別のPCに差し替える時間としては十分だ。引っ越しや天災などで長時間通電していない状態が続く場合を除けば,電源周りが原因でi-RAMからデータが失われる可能性は限りなく0%に近いと言っていいだろう。
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HDDとして利用できるとなると,i-RAMの複数利用にも期待はふくらむが,日本ギガ・バイトによれば,少なくとも2枚では動くという。保証されるのか,RAID動作が可能なのかなどは分からない。このあたりは,実際に製品が出てきてから確かめたいところだ。
搭載可能なメモリ容量は8GB。スロットはDDR DIMM用が4本で,DDR DIMMに2GBモジュールがほとんど流通していないことを考えると,現実的には4GB以内で使われるだろう。メモリモジュールの動作クロック,メーカー,容量の混在に関しては,問題なく動作するのが「目標」(日本ギガ・バイト)とのこと。
そもそもSerial ATAの1.5Gbit/sという帯域幅と,最低でも1.6GB/sというDDRメモリの帯域幅では比較にならない。つまりSerial ATAが圧倒的にボトルネックであるわけで,例えばPC2100とPC3200の混在などというのはそれほどクリティカルではなさそうだ。意外と問題なく混在できるのではと推測する次第である。
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気になる店頭価格は1万円以上,発売時期は8月末から9月ごろになるという。ちょっと先になってしまうが,期待して待ちたい。(佐々山薫郁)
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i-RAM
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