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「GeForce RTX 5060 Ti」に対応する「GeForce 576.02 Driver」登場。多数の不具合も修正
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同時に,Release 570(以下,R570)世代で報告されていた,多くの不具合が修正されたのも重要なポイントだ。
R570世代のドライバは,とくにGeForce RTX 40シリーズにおいて,ユーザーから多数の不具合が報告されていた。とくに,画面が真っ黒になってゲームやシステムが落ちるというものは深刻で,フレーム生成とG-SYNC対応ディスプレイの組み合わせで問題が生じることが多かったようだ。
不具合が確認されていたGPUは,GeForce RTX 50/40シリーズが中心だが,GeForce RTX 30シリーズでも,問題が起きるという報告が少数ある。したがって,フレーム生成だけが関係していると断言はできない。
こうした状況を受けて,ライフシミュレーションゲーム「InZOI」の開発元が,パッチv0.1.2配布時に,GeForce RTX 40シリーズのユーザーに対して,「GeForce 566.36.Driver」を利用するように呼びかけたこともあるほどだ(関連リンク)。
GeForce 576.02 Driverでは,R570世代の不具合が多数修正された。GeForce 576.02 Driverのリリースノートを見る限り,R570世代の利用を避けていた人も,アップデートしてみる価値はありそうだ。
そのほかにも,GeForce 576.02 Driverでは,DLSS 4のマルチフレーム生成を利用できるようになった「黒神話:悟空」と「No More Room In Hell 2」への対応や,G-SYNC Compatible Displaysに19製品のディスプレイが追加されるといった要素が加わっている。
黒神話:悟空では,マルチフレーム生成を利用することで,レイトレーシングを有効化した4K解像度でも,GeForce RTX 5060 Tiで約100fps,ハイエンドの「GeForce RTX 5090」ならば約260fpsが得られるとアピールしている。
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GeForce Driverを入手したい人は,以下に示したリンクか,NVIDIA App(あるいはGeForce Experience)のアップデート機能を利用してほしい。
→Windows 11,64bit版Windows 10用GeForce 576.02 Driver(857.6 MB)
https://www.nvidia.com/ja-jp/drivers/details/244123/
→ノートPC向けのWindows 11,64bit版Windows 10用GeForce 576.02 Driver(857.6 MB)
https://www.nvidia.com/ja-jp/drivers/details/244155/
●GeForce 576.02 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce RTX 50シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce RTX 40シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce RTX 30シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce RTX 20シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- NVIDIA TITAN RTX
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN Xp
- NVIDIA TITAN Xシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITAN X
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜700シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 40シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 30シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜800Mシリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 500シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 400シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 300シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 200〜100シリーズ
●GeForce 576.02 Driverが統合するソフト(※比較対象はGeForce 572.83 Driver)
- HD Audio Driver:1.4.3.2
- PhysX System Software:9.23.1019
- CUDA:12.9(←12.8)
- NVIDIA Control Panel(DCH):8.1.967.0
●GeForce 576.02 Driverの新要素
- 「黒神話:悟空」「No More Room In Hell 2」のアップデートに対応
- G-SYNC Compatible Displaysに19機種を追加。G-SYNC Compatible Displaysについては公式Webページを参照
- NVIDIA Appの最適化に6タイトルを追加
- CUDA 12.9に対応
●GeForce 576.02 Driverで解決した問題
- 「Fortnite」をプレイ中,ランダムにクラッシュすることのあった問題
- 「The First Berserker: Khazan」が,「DXGI
_ERROR _DEVICE _REMOVED」(※GPUが取り外されたときに生じる)エラーによりクラッシュすることのあった問題 - 「Star Wars Outlaws」で5分以上アイドル状態を続けると,ゲームがフリーズしてゲームが落ちることのあった問題
- DLSSのフレーム生成とG-SYNCの組み合わせで生じていたゲームの安定性に関する問題
- 「モンスターハンターワイルズ」において,フレーム生成を有効にした状態でクエストを受注すると,クラッシュすることのあった問題
- 「InZOI」が「GPU crashed or D3D Device Removed」(※GPUがクラッシュしたか取り外された)エラーでクラッシュすることのあった問題
- 「Overwatch 2」でV-SYNCを有効にすると,表示のカクつき(スタッター)が見られることのあった問題
- 「Senua's Saga: Hellblade II」でTSRを使用すると,エイリアシング(※ジャギーなどのノイズ)が増加することのあった問題
- 「Smooth Motion」(※R570世代のドライバで導入されたドライバレベルのフレーム生成)を有効にすると,「Senua's Saga: Hellblade II」がクラッシュすることのあった問題
- 「Smooth Motion」を有効にすると,「The Last of Us Part 1」がクラッシュすることのあった問題
- GeForce RTX 50において,一部のゲームにディザ(ギザギザ)やバンディング(※色の変化が段階的に表示される現象,マッハバンドのこと)が生じることのあった問題
- 「Control」において,複数のエリアで画面のチラツキが見られることのあった問題
- V-SYNCを有効にすると,画面のカクつき(スタッター)が見られることのあった問題(※Overwatch 2の不具合修正との関連は不明)
- NVIDIAコントロールパネルでV-SYNCを有効にすると,DLSS 4のフレーム生成対応ゲームでトラブルが生じていた問題
- 「アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション」で,トレジャー中に画面にゴミ(アーティファクト)が表示されることのあった問題
- Windows 11 24H2で生じていた安定性に関する問題
- DLSS 4のマルチフレーム生成を有効にしてゲームをプレイしていると,バグチェック「PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA (50)」が発生することのあった問題
- GeForce RTX 50シリーズにおいて,画面が真っ暗になってGPUがクラッシュすることのあった問題
- GeForce RTX 50シリーズにおいて,ランダムにブラックスクリーンが発生することのあった問題
- システムが不安定だった問題
- GeForce RTX 50シリーズにおいて,GeForce 572.16 Driverを使用すると,システムがフリーズ(ハードハング)することのあった問題
- エラーにより,コンピュートシェーダのテストが失敗することのあった問題
- GeForce RTX 5090/5080とLG Electronics製「UltraGear 27GN950」シリーズを組み合わせた環境で,リフレッシュレートに120Hzを設定すると画面が真っ暗になることのあった問題
- 長時間スリープすると,ディスプレイ表示が復帰しないことのあった問題
- GeForce RTX 5090で,2基のDisplayPortにディスプレイを接続した環境で著作権保護された動画を視聴すると,ブルースクリーンで落ちることのあった問題
- GeForce 572.02または572.16 Driver使用時に,「3DMark」でベンチマーク実行中に画面が真っ暗になることのあった問題
- ディスプレイをデイジーチェーンで接続しているときに,ホットプラグでつなぐと,プライマリディスプレイが表示されないことのあった問題
- ディスプレイをデイジーチェーンで接続しているときに,リフレッシュレートを165Hzまたは200Hzに設定すると,ディスプレイが表示されないことのあった問題
- ディスプレイをデイジーチェーンで接続しているときに,セカンダリディスプレイに高いリフレッシュレートを設定すると,セカンダリディスプレイが表示されないことのあった問題
- プライマリディスプレイにGIGA-BYTE TECHNOLOGY製ディスプレイ「AORUS FO32U2P」を使用した状態で,デイジーチェーン接続したセカンダリディスプレイを切り離したりつなぎなおしたりすると,画面が真っ暗になることのあった問題
- GeForce RTX 50シリーズで,グラフィックス負荷が重いゲームを実行すると,GPUがクラッシュすることのあった問題
- GeForce RTX 50シリーズにおいて,LG Electronics製ディスプレイ「45GX950A-B」をDisplayPort 2.1で接続した状態でHDRを有効化すると,画面が表示されなくなることのあった問題
- ドライバをインストールするとWindows起動中にブラックスクリーンが生じることのあった問題
- LG Electronics製ディスプレイ「27GX790A-B」において,DisplayPort 2.1のUHBR10やUHBR13.5の接続が安定しないことのあった問題
- 複数のユーザーが報告していた「FCH Spread Spectrum」(※不要輻射を抑えるスペクトラム拡散を行うUEFI設定の項目)を有効にすると,画面が真っ暗になることのある問題
- GeForce RTX 50シリーズにおいて,一部のシステム構成でDPCレイテンシ(※Windowsにおける遅延プロシージャの呼び出し遅延)がやや大きくなっていた問題
- GeForce RTX 50シリーズにおいて,VRヘッドマウントディスプレイ「Varjo Aero」の接続に失敗することのあった問題
- 通知エリアにあるGPUアクティビティアイコンの状態が,PCを再起動するまで変わらないことのあった問題
- GeForce RTX 50シリーズにおいて,「Deep Learning Dynamic Super Resolution」(DLDSR)の解像度を選択すると,画面が真っ暗になることのあった問題
- GPUベンチマーク「OctaneBench」の性能が,本来よりも低い問題
- ポストプロダクションソフトウェア「DaVinci Resolve」において,「Fusion」ページのユーザーインタフェースが正常に表示されない問題
●GeForce 576.02 Driverにおける既知の不具合
- GeForce RTX 50シリーズを搭載するノートPCで,モダンスタンバイ(※Windows 10以降で対応しているネットワーク接続などを維持した状態でのスタンバイ機能)から復帰すると,画面が真っ暗になることがある
- GeForce RTX 50シリーズにおいて,「Cyberpunk 2077」でパストレーシングを有効にしてフォトモードでスクリーンショットを撮影すると,ゲームがクラッシュすることがある
- GeForce RTX 50シリーズにおいて,「Red Dead Redemption 2」をDirectX 12モードにすると,ゲーム起動時にクラッシュすることがある。Vulkanモードならば問題はないとのこと
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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