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「MONSTER HUNTER: WORLD」最適化版となる「GeForce 398.82 Driver」が登場
Release 396世代の新しいWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過リリースは,北米時間8月9日リリースとなるPC版「MONSTER HUNTER: WORLD」,そして同14日リリース予定となっている「World of Warcraft: Battle For Azeroth」に向けた最適化版という扱いになっている。
すぐに入手したい人は下に示したリンクかGeForce Experienceを利用してもらえればと思う。
→64bit版Windows 10用GeForce 398.82 Driver(489.99MB)
→64bit版Windows 8.x・7用GeForce 398.82 Driver(431.41MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 398.82 Driver(489.99MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 398.82 Driver(431.41MB)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
GeForce 398.82 DriverのNVIDIA公式紹介記事と英文リリースノートの内容は今回も和訳を試みたうえで本稿の最後にまとめているが,バグフィックスの規模は幾分大きめといったところか。PC版MONSTER HUNTER WORLDおよびWorld of Warcraft: Battle For Azerothの発売を待ち焦がれている人はもちろんのこと,そうでないという場合でも,対応するGeForceのユーザーであれば導入を検討する価値がありそうだ。
ただ,これは毎度毎度のお断りだが,ドライバのインストールは自己責任となるので,その点だけはくれぐれも注意してほしい。
## 以下,NVIDIAによる公式紹介記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 398.82 Driverの対応製品
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN Xシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜600シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜600Mシリーズ
※GeForce 500〜400シリーズとGeForce 500M〜400Mシリーズはサポート終了
●GeForce 398.82 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 398.36 Driver)
- GeForce Experience:3.14.1.48(←3.14.0.139)
- HD Audio Driver:1.3.37.4
- PhysX System Software:9.17.0524
- Vulkan RT:記載なし
- CUDA:9.2
- NView:149.21
●GeForce 398.82 Driverにおけるゲーム最適化
- 「MONSTER HUNTER: WORLD」「World of Warcraft: Battle For Azeroth」用Game Ready
●GeForce 398.82 Driverの新要素
・SLIの拡張
- 「Call of Duty: Black Ops 4」「World of Warcraft」用SLIプロファイルの追加または更新
・3D Visionの拡張
- 「MONSTER HUNTER: WORLD(Not Recommend)」用3D Visionプロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング - 「MONSTER HUNTER: WORLD(Exellent)」用3D Compatibility Modeプロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
●GeForce 398.82 Driverで解決した問題
- Surround接続時にNVIDIAコントロールパネルからG-SYNC関連の設定を行えない問題(※ということだと思われる。原文は「[Surround][G-SYNC]: In Surround mode, the G-SYNC link in the NVIDIA Control Panel is missing. [200425004])
- 1x3のSurround接続設定をNVIDIAコントロールパネルから行えない問題
- GeForce GTX 1080のSLI構成時にG-SYNCを有効化し,さらにWindows上からHDRを有効化すると,「World of Warcraft: Legion」でゲームの起動後,色の表示が相当におかしくなる問題
- SLI構成時に「DARK SOULS REMASTERED」を実行し,ゲーム側でTemporal Anti-Aliasingを有効化すると画面にゴーストが出る問題
- NVIDIAコントロールパネル上でSurround関係のホットキーが機能しない問題
- 「Dead by Daylight」でGeForce ExperienceのFreeStyle機能が動作しない問題
- GeForce GTX 1080 Tiをオーバークロックした環境でGameStreamを利用すると,ストリーミング映像に白点が載る問題
- 「Unreal Engine 4」ベースのゲームを実行すると,「Resource creation leak」エラーが生じる問題
- 「Wolfenstein II: The New Colossus」でゲーム内のグラフィックス系エフェクトが表示されない問題
- G-SYNC対応ディスプレイでパネルのネイティブ解像度を利用しているとき,複数のアプリケーションにおいて“IFlip”で実行されないため,G-SYNCが有効にならない問題(原文「[G-Sync][Multiple Apps]: Applications don’t run in IFlip when using the native resolution, preventing G-Sync from triggering.」にある「IFlip」が何を指すのか分からない。バックバッファからフロントバッファへ切り換えることを「Flip」と呼ぶが,それ関連だとすると,「Vsyncに同期してFlipするような動作をしない」とか,そんな意味だろうか?)
- 「Wolfenstein II: The New Colossus」で画面上に黒いテクスチャが表示される問題
- GeForce GTX 1080搭載環境をLG製テレビと接続している環境で,テレビ側のファームウェアを4.70.xへアップデートすると,(テレビ側の)Dolby Visionが機能しなくなる問題
●GeForce 398.82 Driverにおける既知の不具合(※抜粋)
- Windows 10のApril 2018 Updateを適用するとウインドウモードG-SYNCでスタッターが生じる
- 「Euro Truck Simulator 2」のゲーム中にGeForce ExperienceのFreeStyle機能を有効化するとゲームのフレームレートが低下する
- ゲームをフルスクリーンで実行しながら,EdgeブラウザでNetflixの動画再生も同時に行っていると,[Alt]+[Tab]キーで両タスクの切り替えを行ったときにBSoDが発生する(※ChromeブラウザでNetflixの動画再生を行っていればこの問題は発生しないとされている)
- 「Mozilla Firefox」Webブラウザで特定のリンクにマウスカーソルを重ねるとカーソルの表示がおかしくなる
- マザーボード上に搭載されるPLX Technology(現Avago Technologies)製チップを経由したマルチGPU構成を行うと「DPC watchdog violation」エラーがランダムに発生する
- GPUのモニタリングツールから消費電力の監視を行うとわずかにスタッターが生じる
- 関連タイトル:
GeForce Driver
- 関連タイトル:
MONSTER HUNTER: WORLD
- 関連タイトル:
World of Warcraft: Battle For Azeroth
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