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  • 発売日:2023/04/13
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
    初回配信:2006/10/15〜2009年9月。
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「R2BEAT」,初めてのオフライン対戦イベント「R2BEATユーザーサンクスイベント」レポート:33名によるトーナメント戦の結果は?
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印刷2006/06/12 18:33

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「R2BEAT」,初めてのオフライン対戦イベント「R2BEATユーザーサンクスイベント」レポート:33名によるトーナメント戦の結果は?

 ネオウィズジャパンは,現在オープンβテスト中のリズムゲーム「R2BEAT」のオフラインイベント「R2BEATユーザーサンクスイベント」を,6月10日に東京・秋葉原のインターネットカフェ,Necca秋葉原店で開催した。
 イベントは,司会進行役を務める声優の森永理科さんの登場で始まり,続いてネオウィズジャパン プロダクトマネージャー オ・ソヨン氏とゲームマスターの佐藤朋恵氏がステージ上に現れた。両氏は追加予定のアイテムのイラストを紹介しつつ,オープンβテスト中にプレイヤーから寄せられた意見を参考に,ゲームをアップデートしていくと方針を語った。また,「カップル戦」を近いうちに実装するので,楽しみにしていてもらいたいと会場を訪れたファン達へ呼びかけていた。



Seed9社長 金健氏
 その後,R2BEATの開発元であるSeed9の社長 金健(キム・ゴン)氏が登場し,「オンラインゲームは常にプレイヤーの方々の意見を取り入れ発展していくものだと考えています。本作も皆さんの声を聞きながら進化させていきたいです」と抱負を語っていた。

 金氏の挨拶が終了すると,7月26日に発売されるR2BEATのサウンドトラックに清水香里さんが歌う日本語の曲があることが明かされ,スペシャルゲストして清水さん本人がステージ上に登場。
 清水さんは,まず曲名が「You'll be free!」であると発表し,R2BEATのキャラクターをモチーフにしており,爽快感に溢れた曲だと紹介した。また,実際にR2BEATを遊んだことがあるかという質問に対して,「ネオウィズジャパンの社内で夢中になって遊んでいた」と答え,「隣で会議をしているのに,熱中しすぎて叫び声なども出して迷惑をかけてしまいました」とエピソードを語る場面もあった。
 さらに,サウンドトラックにはフルバージョンの曲が収録され,ショートバージョンの曲がゲームに実装されると明かされると,会場からは拍手が起こった。ファンは日本語曲の登場を心待ちにしていたようだ。



左:司会の森永理科さん。表彰式終了後には,ファン2名を交え清水香里さんらと対戦し盛り上がっていた 右:「You'll be free!」を歌う清水香里さん。本作のマーケティングマネージャーがファンということが,歌うきっかけになったそうだ


 一通り挨拶や発表が終わると,司会の森永さんが対戦大会のシステムの説明を開始。まず事前の抽選で,全参加者をA〜Kの11チーム(1チーム3人)に分けた旨が伝えられた。大会はこの11チームによるトーナメント戦になっており,準決勝まではチーム/アイテム戦で行われ,決勝のみ個人/アイテム戦を行い,最終的な順位を決するという方式だ。
 音楽のリズムに合わせることが重要な本作だけに,参加者はヘッドホンをつけて対戦を行った。どの対戦も僅差で勝利が決することが多く,かなりきわどい戦いが繰り返され,最終的にGチームとJチームが勝ち上がった。
 決勝戦では,上位二人が同着というハプニングも。急遽2名による最終決戦が開催されることになった。この戦いも本当に接戦で,最終的に0.3秒差で優勝者が決まるという結果となった。
 優勝したタチバナ氏には,賞品としてヨドバシカメラ商品券 10万円分とSeed9のロゴ入りTシャツが贈呈された。タチバナ氏は,当日の朝4時に起きて高速バスに乗って名古屋から来たとのこと。R2BEATの腕もさることながら,その思い入れの強さも会場のファンに伝わったようだ。



 表彰式終了後には,WebMoney2000円分を懸けてジャンケン大会が行われた。これは,ステージに再び現れた清水香里さんとオ・ソヨンさんが交互で参加者とジャンケンを行い,最終的に勝ち上がった人5名に賞品が贈られるというルール。一度会場の全員が負けてしまうといったハプニングもあったが,無事に終了し,イベントの幕も下りた。



左:ネオウィズジャパン プロダクトマネージャー オ・ソヨン氏 右:ゲームマスターの佐藤朋恵氏
 イベント終了後にSeed9の金健氏とネオウィズジャパンのオ・ソヨン氏,佐藤朋恵氏に,イベントの感想も含め話が聞けた。3名ともプレイヤーと直接交流が持て嬉しかったと語り,オ氏と佐藤氏がファンのマナーの良さを熱心に語っていたのが印象的だ。
 佐藤氏はゲームマスターということもあり,ゲーム内のイベントを取り仕切る機会が多く,R2BEATのプレイヤーはマナーが良いと感じていたそうだが,実際に来てくれた人達もゲーム内と変わらず良い感じで,イベントを盛り上げてくれたと述べていた。
 金氏は元々音楽を扱ったゲームを作りたいと考えていたそうで,オンラインゲームとレースゲームの要素を掛け合わせた,R2BEATに結実したとのこと。現時点で,初めにイメージしていたものの70%ほどが形に残せているそうだ。



 イベント内で発表されたカップル戦についても,金氏にその詳細を聞いてみた。カップル戦とは,カップルが一緒にレースをできる機能で,カップルになった二人には専用のアイテム(指輪など)が提供されるとのこと。すで実装されている韓国では,専用アイテムの人気が高く,カップルでプレイしている人達がうらやましがられているという。さらに,カップルだけでメッセージを交わせる機能もあり,人気を集めているようだ。
 金氏によるとこのシステムは,韓国では男性プレイヤーの比率が多かったので,なんとか女性プレイヤーを喜ばせる仕組みを作り,多くの女性を集めたいという思いがあり開発したとのこと。
 現状のアイデアとしては,男性プレイヤーが女性プレイヤーを背負ってレースに挑み,男性が障害物を避け,女性がアイテムを使ってサポートするといったことも考えているそうだ。これは完全にアイデアレベルで,今後どうなるかは分からないが,カップルが協力して遊べる機能は,いずれ何かしらの形で実装されるだろう。



 最後に金氏は,プレイヤーが本当に望んでいるものを新機能として提供したいので,今回のようにプレイヤーに接することができるイベントがあれば,積極的に参加してプレイヤーの生の声を聞き,ゲームの開発に役立てたいと意気込みを語ってくれた。


 日本語曲の登場やカップル戦の実装など,まだまだ進化を続けるR2BEAT。どのスタッフに声をかけても,多くのファンの来場を喜んでおり,どのような形になるか分からないが,今後もファンと直接触れあえるようなイベントを行っていきたいと語っていた。イベントの進行もスムースで,佐藤氏が語っていたようにファンの人達も協力的で非常に気持ちがいいイベントだったと思う。(noguchi)

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