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[E3 2006#095]MMORPGとFPSがドッキングしたWebzenの「Huxley」
最大8000人が同時接続可能という「シティ」と,100vs.100の最大200人でシューティングが楽しめる「バトルゾーン」から成り立っている。FPSで最大200人という部分をピックアップしただけでも,ビックリしてしまうような作品である。
ゲームを開始すると,最初に3種類のスタイル「Enforcer」「Avenger」「Bantam」の中から自分の道を選ぶことになる。各種スタイルの違いは今後の記事を待ってもらいたいが,要するに一般的なMMORPGにおける「クラス」のようなものである。
ゲームに登場する武器は500種類ほどが予定されており,さすがにクラフトの概念はないものの,レアな武器も多数あるという。武器とはもちろん主に銃のことだ。FPSで武器が500種類という部分をピックアップしただけでも,ビックリしてしまうような作品である。
勢力は二つ,見るからに人間の「Sapiens」(サピエンス)と,黒目がなくてちょっぴり怖めの「Alternative」(オルタナティブ)。能力はだいたい同じで,ゲーム中でも能力にそれほど差はない。この2種族が都合により争っているのが,Huxleyの世界だ。
ちなみに本作はPC版とXbox版ともに開発中で,バトルゾーンのFPSモードで,両者がサーバーを共有して対戦できる。シティのサーバーは別々に用意されており,行き来するには特殊な方法が必要となるらしい。Xbox版はPC版の30年後の世界という設定で,PC版は完全なオンラインゲームだが,Xbox版にはシングルプレイモードも搭載されるとのことだ。
100vs.100のシューティング,約500種類の武器など,従来のFPSと比べて桁違いの要素が非常に楽しみな本作。MMORPGファンとFPSファンの橋渡し的作品としても期待できそうだ。クエストやパーティプレイ,ギルド戦などがどのような形で盛り込まれていくのか,さらなる情報が待ち遠しい。(Kawamura)
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