フランスの
Monte Cristoが開発した傑作ストラテジー
「Fire Department 2」が,
ズーによって日本語化。
「ファイアーキャプテン 〜ファイアーデパートメント2〜」として
10月28日に発売される。価格は8190円(税込)。
ファイアーキャプテンは,
消防団の特殊車両を操作して火災の鎮火にあたるという,異色のRTSだ。緻密に美しく描かれたグラフィックスとアニメーションが本作の魅力で,"火事"という身近に起こりうる災害が,モニター上で臨場感たっぷりに再現される。
都心,スタジアム,港,化学プラント,森林,地下鉄など,さまざまなシチュエーション(マップ)が用意されており,消防士,救急救命士,技術隊員,ポンプ車,はしご車,化学車,泡原液搬送車といった,
40種類以上のユニット(アメリカ,イギリス,フランス,ドイツのデザインも選択可能)を駆使して火災に挑むのだ。
ブルトーザで障害物を排除し,ポンプ車などで放水し火勢を牽制しつつ,はしご車をアパートの上階につけて炎が荒れ狂う建物内に隊員突入,逃げ遅れた怪我人を救出するなど,ゲーム内容はまさにドラマチック。
炎の勢力はゲーム中でも刻一刻と変化し,のんびりしていたら当然ながら燃え広がっていく。引火物に炎が届くと大爆発を起こすし,
バックドラフトやフラッシュオーバーなどの現象も発生する。その手の映画を意識したシーンや要素も多いので,ディザスター映画のファンにもオススメだ。
さらに「2」の最大の特徴は,ついに
マルチプレイに対応されたこと。最大4人で協力し,絶望的に燃え広がる炎の脅威に立ち向かうという,カタルシス満点のプレイが楽しめる。
日本にも世界にも熱狂的なファンが存在する"ファイア・デパートメント"シリーズの最新作。何はともあれ,まずはデモ版を今すぐダウンロードしてみよう。「Fire Department 2」の英語版デモは
「こちら」,前作
「ファイア・デパートメント」(発売:
ナツメ)の日本語版デモは
「こちら」からどうぞ。あっという間に本作のトリコになることだろう。(Kawamura)