［TGS 2010］「真・女神転生IMAGINE」次期大型アップデート“イケブクロ中華街”情報公開。しかもその次は“人魔合体”だと……？

　東京ゲームショウ2010最終日の9月19日に，WebMoneyブースにてMMORPG「真・女神転生IMAGINE」のステージイベントが行われた。イベントでは今後のアップデートについての内容が発表されたので，その内容を本稿で紹介していきたい。

次期アップデートで実装される
「イケブクロ中華街」の各施設が公開

　イベントが始まると，ステージ上にケイブのスタッフらが登場。まずはTGSの来場客に向けて，核戦争後の東京を舞台に，悪魔と共に荒廃した世界を生き抜くという，本作のゲーム内容がざっと紹介された。続いていよいよ，現在鋭意開発中の大型アップデートについての紹介がスタート。

　次回の大型アップデートで目玉となるのは，新たな拠点エリアとして登場する「イケブクロ中華街」である。画像を見てみると，サイバーパンクと中華が入り混じったかのような，独特の雰囲気がある。スタッフによれば，このエリアは従来の荒廃した東京からは独立した文化圏を持っている，とのことだ。


　ちなみに，現実世界の“池袋駅”の西口はその昔，中華街にするという構想が実際にあったという。ゲーム内のアップデートに，こういったエピソードをさりげなく盛り込むというのは，いかにも本作らしい趣向だ。

　ステージイベントでは，イケブクロ中華街のエリア中に設けられる四つの施設について，インゲームムービー＋ムービー内のキャラの台詞に司会らがアテレコを当てるという，ユニークな形で紹介されていった。それでは各施設をチェックしていこう


　【本格カジノ】

　現在すでにある“カジノ”の本格版。複数のゲームが実装されるとのこと。



　【カジノ闘技場】

　中世コロッセオ風の建物でありながら，周囲にモニターが張り巡らされた独特な景観。



　【クラブ】

　酒場のエリアということで，ミッションなどが用意される。初心者向けのクエストも。



　【培養研究所】

　カプセルの中では一体，何が培養されているのか……？



　気になるアップデートの実装時期だが，“今年の冬”とのことだ。本作は大型アップデートのペースが比較的速いので，興味のある人は定期的に情報をチェックしておくとよいだろう。

その次のアップデート情報もチラ見せ
“人魔合体”！？

　次回の大型アップデートではイケブクロ中華街が登場するが，今回のステージイベントでは，さらにその先のアップデート構想が少しだけ紹介された。


　来場客が固唾を飲んで見守るなか紹介されたのは，“Episode；sacramentum”とのサブタイトルが名付けられたコンテンツ“人魔合体”だ。
　これは文字どおり，人と悪魔との合体である。過去のメガテンシリーズ作でいうなら，「真・女神転生」の“カオスヒーロー”のような，計り知れないパワーアップが見込めそうだ。

　人魔合体の条件や，具体的にどの程度のパワーアップが見込めるのか，などといった詳しい情報は発表されなかった。しかし悪魔の力を手に入れることで，本作がMMORPGとして新たなステージへと到達することは，間違いないはずだ。イケブクロ中華街も気になるが，人魔合体はそれ以上に気になる。さらなる続報を心待ちにしたい。

「真・女神転生IMAGINE」公式サイト