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印刷2010/01/15 21:55

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【PR】「プチデモ」「池袋」「巣鴨プリズン」。気になるキーワードが続出の「真・女神転生IMAGINE」開発者インタビュー

 ケイブとアトラスが共同開発をしているMMORPG「真・女神転生IMAGINE」。初代「真・女神転生」シリーズからその世界観構築に深く関わってきた“鈴木大司教”こと鈴木一也氏が監修する新エピソード,「Chain of Curse」がついに実装された。これまで2回にわたって特集記事を掲載してきたが,今回はついに最終回だ。

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関連記事:新たな戦慄がここから始まる。「真・女神転生IMAGINE」2nd wave Chain of Curse(チェインオブカース)の魅力を大紹


関連記事:トウキョウを襲う“呪いの連鎖”とは……? 「真・女神転生IMAGINE チェインオブカース」プレイレポート&新川氏,鈴木大司教へのインタビューも掲載!


 今回,4Gamerはケイブにお邪魔して,アップデートの予定や「Chain of Curse」の今後の展開について,プロジェクトマネージャーの新川はるか氏,プランナーの藤井天平氏,そして鈴木大司教に直接インタビューをさせてもらった。ラストを飾るにふさわしい,貴重なお話を色々と聞くことができたので,ぜひとも目をとおしてほしい。


「Chain of Curse」での一番人気は血鶴!?

気になるメインエピソードの続きにも着手


4Gamer:
 「Chain of Curse」の序章が実装されてしばらく経ちましたが,プレイヤーからの評判はいかがですか?

「真・女神転生IMAGINE」プロジェクトマネージャー 新川はるか氏
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新川氏:
 非常に好評です。「真・女神転生IMAGINE」のプレイヤーは,気に入ったシナリオシーンがあると,スクリーンショットを撮ってブログなどに掲載し,楽しんでくれているのですが,とくにキャラクター達のスクリーンショットを,インターネット上でよく見かけますね。
 リンやノーラも人気ですが,どうも一番は血鶴みたいです。確かに,血鶴が一番「真・女神転生」らしいキャラクターですし,これから先,血鶴がどうなっていくのかを,早くプレイヤーに見せたいですね。あとは……イゾーも人気です(笑)。

鈴木氏:
 血鶴があそこまで人気者になるとは思っていませんでした(笑)。今後,もっと色々なキャラクターが登場してきますので期待していてください。それと……プレイヤーの声としては,「早く続きを作ってくれ」というのが多いですね。

新川氏:
 そうなんですよね。こちらとしてもできるだけ早く,次なるエピソードを実装したいんです。ただ,クエストや物語だけを先行して実装するだけならなんとかなるのですが,今回の場合はマップやダンジョンなどの“遊び場”を同時に提供していくので,そのあたりでも時間がかかってしまうという……。

鈴木氏:
 お待たせして申し訳ないのですが,クオリティを高めるためにも,もう少し待っていただきたいという感じです。

4Gamer:
 鈴木大司教の濃密なストーリーだけでなく,NPCやマップなども準備するとなると,確かにそれなりの時間がかかりそうですね……。ところで,キャラクターの人気やプレイヤーの反響が,今後のシナリオに影響したりはするのでしょうか?

デジタルデヴィル 代表取締役/ゲームプランナー 鈴木一也氏
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鈴木氏:
 影響するかもしれません。というか,血鶴を大事にして良かったなと今思っています。血鶴は今後,かなり重要なキャラクターになりますから。そういう風にストーリーを作っておいて良かったです(笑)。

4Gamer:
 さすがはゲームシナリオの老舗,デジタルデヴィルの鈴木大司教といったところでしょうか(笑)。ちなみに今後の展開のなかで,現在「真・女神転生IMAGINE」に未実装の悪魔が出てくる予定はありますか?

鈴木氏:
 のちに実装される池袋編で1体,未公開の悪魔が登場する予定で,仲魔にすることもできます。

新川氏:
 「真・女神転生」のワンシーンにもあったように,悪魔との戦い以外の……デビルバスター対デビルバスターという戦いにも注力していければなと考えています。プレイヤーが勝つと「兄貴(姉御)!」と呼ばれるようになるとか(笑)

鈴木氏:
 そうですね。今後,池袋編でもそういった戦いが多くなりますよ。これまでとは一味違ったバトルが楽しめると思います。

4Gamer:
 デビルバスターだけでなく,それが召喚した悪魔とも戦うような展開も,期待していいでしょうか。

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鈴木氏:
 そうですね。分かりやすく言うと「ポ○モン」みたいなものです(笑)。

4Gamer:
 その例えは,近くて遠い気がしますが(笑)。ところで,「Chain of Curse」は新たなエピソードとしてスタートしましたが,今後,メインエピソードに絡むこともありそうですか?

鈴木氏:
 実は少しだけ絡みます。ただ,あまり世界観を壊さないようにしようと思っているので,メインはメインで続きを作る予定です。

新川氏:
 メインエピソードに関しては,すでにプロジェクトが動いています。「アダムの子供たち」編がAct16で終わっているので,現在はその続きとなる「the Ten Commandments」編の制作に着手しています。今の時点で喋りすぎると面白くなくなってしまうので……まずは「Chain of Curse」の更新を行い,その次にお披露目というスケジュールでプロジェクトを進めています。

4Gamer:
 おお,それは楽しみですね。「Chain of Curse」とともに期待させていただきます。


ユーザーの反応が気になる異色のコラボ企画

好評ならば「歩く教会」の登場もありえる?


4Gamer:
 最近ではエピソードだけでなく,コラボ企画などにも力を入れている印象ですね。

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新川氏:
 直近では,1月14日と28日に,「とある科学の超電磁砲(レールガン)」に関するクエストを実装します(関連記事)。この企画では,アニメのキャラクターである御坂美琴が「真・女神転生IMAGINE」の世界に登場します。「とある科学の超電磁砲」から入ってきた人も「真・女神転生IMAGINE」の世界にどっぷり浸かれるし,逆に「とある科学の超電磁砲」を知らない人も,この企画を通じて同作のストーリーやキャラクターに興味が持てるような作りになっています。

鈴木氏:
 「歩く教会」(※「とある魔術の禁書目録」に登場する“インデックス”のこと)は出ないんですかね?

新川氏:
 残念ながら。登場させようと思えばできたのですが,アニメにおける「歩く教会」と美琴の接点がですね……どうしても薄く感じてしまうんです。むしろ,あっちは「美琴を中心とした女の子4人のお話」という印象が強かったので。それでも,どこでどう絡ませれば良いのかということになりまして「アルカディアでヤツを発掘でもさせるか」という話もあったんですが,そもそもあの歩く教会が信仰しているものと,メガテンに登場するメシア教は同一なのか……とか(笑)。もしかしたらまた年内に同じようなコラボレーションができるかもしれませんが,今回は「とある科学の超電磁砲」ということで。この企画の結果を踏まえて,今後のコラボ展開も積極的に考えていこうかなと思っています。

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鈴木氏:
 じゃあ,池袋で「デュラララ!!」を。

新川氏:
 成功したら,お願いしてみます(笑)。とにもかくにも,14日実装のクエストで,まずは「とある科学の超電磁砲」に触れてもらえばと思います。内容は初心者向けの作りになっていますし,繰り返しの要素もあるので,1日1回“あのスキル”を放てるアイテムをもらいつつIMAGINEを楽しんでもらえればなと。そして,28日に物語は劇的な変化を見せます。メガテンをやってきたファンの方なら,思わず「ニヤリ」としてしまうような演出も入れていますので,そちらもお楽しみに!

4Gamer:
 この作品は自分もチェックしているのですが,まさか「真・女神転生IMAGINE」と絡むとは思っていませんでした(笑)。今後のコラボ展開も非常に楽しみです。


挑むたびに変動するボス戦の難度

新たなるダンジョン“渋谷地下街”


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新川氏:
 また,2月には新しいフィールドボスが3体,もしくは4体実装予定となっています。あとは,やはりチャンネル統合は行いたいと考えています。しかし昨年12月の時点で,プレイヤーの不安を煽ってしまい,緊急的に取りやめた経緯もあるので……その辺は,まず公式ウェブサイトにて説明をするページを開設して,既に多くの意見も寄せられてはいるのですが,あらためてプレイヤーの声を確認した上で実施に向けて動きたいと思います。その前提で,コミュニティエリアも同時実装する予定です。

4Gamer:
 確かに,日々のプレイに密接に関わる部分ですし,チャンネル統合に関しては慎重に検討する必要がありそうですね。

新川氏:
 チャンネル統合に伴ったさまざまなメリットもあるんですけどね。開発的にも,もっと手広い仕様に着手できたりとか……。
 あとは渋谷地下街(仮)と,新たなアバター要素としてプチデモも実装予定ですね。さらに,トレードなどのシステムも見直して,競売所のようなものを設置しようと思っています。好きなときに出品,確認,落札ができれば,相場なども明確になるでしょうし,アイテムを預けられればインベントリや倉庫にも余裕が生まれてくるかなあと。こちらについては,積極的に進めたいですね。
 また,昨年の12月にβ版をリリースした携帯向けのコンテンツ(関連記事)も,本格的に開発を進めていきます。“DB-NET”と連動させるアプリを検討しているところなので,モバイルを使った形で,何かできれば面白いんじゃないかなと考えています。例えば,携帯の中で育成ゲームとして“造魔”を育て,ある程度育ったら「真・女神転生IMAGINE」に移して連れて歩ける……みたいなことができると,楽しいと思いませんか?

4Gamer:
 おお,それはいいですね。「真・女神転生」のなかでも「デビルサマナー」系が好きだというファンには,堪えられないサービスになりそうです。

新川氏:
 まぁ,実際にやるかどうかはまだ分からないんですけどね(笑)。
 モバイルの担当者からは「プレイヤーが持っている携帯は,実はCOMPなんだよ!」というような,世界観に非常にマッチしたイメージは伝達済みなので,リアルCOMPという認識で設計を整えています。また,構想段階ではありますが,裏(過去)新宿フィールドや,クランダンジョンといった企画も検討しています。
 とにかく,2010年のIMAGINEは攻めの姿勢ですね。

4Gamer:
 渋谷地下街がどのようなダンジョンになっているのか,非常に気になります。詳しく教えていただけますか?

藤井氏:
 一番のポイントは,ボスの強さが変わるという点です。ダンジョンに入ったタイミングによって,ボスの強さが変動するんですよ。ボスは倒されるたびに力を失い,弱くなるんです。パーティ協力というよりも,ワールド協力的な仕組みですね。

4Gamer:
 もちろん,ボスの強さは回復もするんですよね。だとしたら,長時間ボスを放置すれば逆に強くなってしまうんでしょうか?


藤井氏:
 周期的にボスの力が変動する感じですね。例えば,100回目に挑んだボスが最も弱い状態だとすると,101回目には完全回復した最強のものが出てくる,といった形です。

新川氏:
 「もしかしたらあと10回くらい倒せば,最強のが出てくるんじゃないの?」と,プレイヤーが推測する楽しみが生まれるかなと。その強いボスから大量の経験値やマッカなどが獲得できるとなると「もう10回くらい倒しちゃおうかな」というモチベーションアップに繋がりますよね。そういうシチュエーションが生まれ,その際にクランやフレンドとの繋がりがさらに広がればうれしいです。「次,最強のアレになるんだけど,みんな来て!」のように。

4Gamer:
 なるほど,具体的な周期を調査する楽しみがあっていいですね。ボスの強さは見た目で判別できるような仕様になっているのですか?

藤井氏:
 そうですね。分かりやすく,サイズの大きいヤツが強いといった形で作っています。ちなみに,ダンジョン内にはボスの影響で“瘴気”が満ちていて,それがプレイヤーに影響を及ぼします。

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4Gamer:
 渋谷地下街の入り口はどこに設置されるのでしょう?

藤井氏:
 各フィールドに地下鉄への入り口があるのですが,そのうちの渋谷マップにある入り口から地下道に入る形になります。いずれは,地下鉄に乗って渋谷で降りると駅に出て,また別のダンジョンにも行けるような形にしようと考えています。

新川氏:
 だんだんトウキョウは便利になるね(笑)。

藤井氏:
 そうですね。とはいっても,地下鉄の中も悪魔だらけですが(笑)。

4Gamer:
 対象レベルはどれくらいを想定しているんでしょうか。

藤井氏:
 恐らく,40後半から50半ばを対象とした中級者向けのダンジョンになりますね。ただ,最強状態のボスは本当にハイエンドクラスに設定するので,ボスだけ妙に強いという状況もありえます。


プロットだけなら,CoCはすでにAct70まである!

プチデモ,池袋,巣鴨プリズンなどの秘密に迫る


4Gamer:
 では次に,プチデモについてお聞きしたいのですか。

新川氏:
 確か「天使の翼」クラスになると「本体が悪魔に精神を乗っ取られる」という設定がありましたよね。

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鈴木氏:
 はい,そうです。非常に危険な技術なので,合体の度合いを強めすぎると精神汚染があるという設定なんですよ。それがきっと,地下組織によって技術が向上して,精神汚染を抑える薬がでるんじゃないかなと(笑)。実は,プチデモの設定はもうちゃんと作られていまして。プロットだけなら,「Chain of Curse」はすでにAct70までありますからね。


4Gamer:
 すでにAct70までのプロットがあるとは……。

鈴木氏:
 これ以上のプチデモ情報については,今後の情報公開をお待ちください。また,ストーリーが進んでいくと,“悪魔のような者達”が登場します。昔のメガテンをプレイした人ならば,「そうだよね。いたよね」と思うのではないのでしょうか。すべてのカギは,地下深くにあります。大江戸線より深くに(笑)。

4Gamer:
 うーん,非常に気になりますね。プチデモを行なえるようになったら,見た目だけではなく能力にも影響が出るんだろうか。

新川氏:
 その話をさせようと思っていた担当者が,食中毒でダウンしてしまっているんですよ。プチデモの呪いですかね……(笑)。プチデモの度合いによって能力を付加させるといった話はしていたので,ありえると思います。あと,個人的にはデメリットも加えると面白いんじゃないかと思っています。

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4Gamer:
 担当者の方,胃袋をプチデモすれば良かったですね。しかし,デメリットは面白そうですねぇ。デカい角を付けたキアラは,プチデモの影響であんなに○○なんでしょうか。

鈴木氏:
 いえ。彼は元から○○です。○○だから,あんな角を付けちゃったんです。でも,彼の動きによって,今後プチデモが公認されていく方向になりますよ。○○とハサミは使いようですね。

4Gamer:
 まさかの活躍ですね(笑)。それは楽しみです。ちなみに,プチデモのような新しいシステムは,ほかにも色々と考えているんでしょうか?

鈴木氏:
 そうですね。その片鱗はプロローグの時点で見えています。ただ,最初プレイヤーはそれを使えません。その謎は池袋編で明らかになっていきます。

新川氏:
 池袋に関しては,街とフィールドを一体化させてしまおうと考えています。

鈴木氏:
 基本的に池袋は中華街をイメージしています。でも,横浜中華街みたいなものではなくて,「ブレードランナー」や「ブラック・レイン」に出てくるような中華街。“不思議なアジア”というのをコンセプトに,やっていきます。で,そんな感じで池袋を作ってくださいとお願いしているんですが,なんと僕の知らないうちに「巣鴨プリズン」が作られつつあるらしいんですよ(笑)。

4Gamer:
 なんと(笑)。

新川氏:
 メガテンで池袋といえば,巣鴨プリズンははずせないかなと。

4Gamer:
 巣鴨プリズンは「Chain of Curse」のシナリオに絡むんでしょうか?

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鈴木氏:
 当初の予定では絡んでなかったんですよ。なので,可能であれば取り入れたいです。ちょっとシナリオを変えましょうかね。……こんな風に,どんどん話が膨らんでいます(笑)。

4Gamer:
 そんなカオスな池袋に,どのようなキャラクターが出てくるのかも気になりますね。


鈴木氏:
 池袋には,色んなタイプのキャラクターが出てきます。中華街を仕切っているヤクザがいまして,それが中華系のキャラクターなんですよ。さまざまな人種が混ざっている,かなりインターナショナルな感じのヤクザ組織なのですが,非常に昔気質で,秩序を重んじる性格です。悪魔に対抗するために,そういった人々が協力し合っていると考えてください。

4Gamer:
 その人達はデビルバスターじゃないんですよね? プレイヤーと,どんな具合に絡むんでしょうか。

鈴木氏:
 基本的には協力する感じです。それにヤクザ組織といえば,当然それに対抗するヤクザ組織も存在するので,その間で繰り広げられる抗争も描いていきたいですね。
 あと,プロローグにも出てくる女の子が,今後重要なキャラクターになってきますし,“新宿のお婆”にはかつて,スネークマンと山本長官の戦友だったという裏設定もあります。

池袋のイメージイラスト
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4Gamer:
 あのお婆ちゃんにそんな設定があったとは……。

新川氏:
 過去に行くクエストとか作りたいですね。ぜひピチピチバディのお婆やスネークボーイ,山本志願兵とか(笑)。裏新宿をそういう位置づけにしたら面白いかもしれない。

4Gamer:
 スネークマンの本名を知りたいですね。

鈴木氏:
 それは禁則事項です。


4Gamer:
 最後に,この先のストーリーを楽しみにしているプレイヤーにメッセージをお願いします。

鈴木氏:
 ケイブさんと仕事をしていると,先ほどのお話でもあったように,こちらがアイディアを出すとそれに反応してさらに新しいものが出てくるんですよ。その流れが今のところすごく良い感じなので,逆に僕も今後が楽しみです。「いきなり巣鴨プリズン出てくるか!」みたいな(笑)。池袋編のあと,また新宿で話が展開されるのですが,そちらでまた大きな新要素が入ってきます。どんどん「真・女神転生IMAGINE」の世界は膨らんでいくので,楽しみにしていてください。

新川氏:
 個人的には,早く良いものを届けたいという思いがあります。しかし,なかなか両立できず,プレイヤーに苦い思いをさせているのが非常に申し訳ないです。ただ,シナリオがとても面白いという点は開発も同じ認識なので,我々が感じた楽しさを5倍,10倍とパワーアップさせてプレイヤー達に届けることを目標に,頑張って開発を進めていきます。

4Gamer:
 本日はありがとうございました。

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画像集#016のサムネイル/【PR】「プチデモ」「池袋」「巣鴨プリズン」。気になるキーワードが続出の「真・女神転生IMAGINE」開発者インタビュー
 鈴木大司教の手によって,ますます広がって行く「真・女神転生IMAGINE」の世界。非常に多くのプレイヤーから「続き」を急かされるくらい,新エピソード「Chain of Curse」の評判も上々のようで,いよいよ名実ともに,本作が“メガテンらしく”なってきたことを感じ取れるインタビューだった。“プチデモ”や“池袋”“渋谷地下街”など,今後実装される予定の新要素が本作にどのような影響を与えるのかも,非常に楽しみである。
 プロットレベルのものならば,すでにAct70まで存在するという鈴木大司教の話にも驚かされたが,ケイブ側でも,「Chain of Curse」やメインエピソード,新マップの開発や,ゲームバランスの調整などを,文字どおり寝る間も惜しんで進めている。今回のインタビューを通じて,さらに今後の展開が待ち遠しくなってしまったが……,良質なストーリーが最適な形で実装されることに期待しつつ,今後の情報公開を楽しみにしていよう。

(2010年1月12日収録)
  • 関連タイトル:

    真・女神転生IMAGINE

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