「World of Warcraft」の映画版が2015年12月18日に全米公開決定。製作はLegendary Picturesが担当

　かねてよりハリウッドへの進出が発表されていた人気MMORPG「World of Warcraft」の映画版が，2015年12月18日にUniversal Picturesから全米公開されることが同作の公式Twitterで明らかにされた。


　製作は，映画「300」や「パシフィック・リム」で知られるLegendary Picturesが担当。監督は，「ミッション: 8ミニッツ」でメガホンを取った気鋭のダンカン・ジョーンズ氏が務める。また，脚本については，Legendary Picturesから2014年1月に全米公開される「Seventh Son」を手掛けているチャールズ・リーヴィット氏と，ジョーンズ氏の共同執筆であるという。

　World of Warcraftの映画版は，2013年7月にアメリカ・サンディエゴで行われた「COMIC-CON」において，ティザー映像が公開されている。この映像では，アライアンスとホードという2つの勢力による飽くなき戦いが描かれていたとのことだが，現時点では詳しい情報は発表されていない。
　しかし，映画エンターテイメントのニュースサイト「Deadline」が報じた記事によると，ヒロインには「ミッション：インポッシブル/ゴースト・プロトコル」でジェーン・カーター役を演じたポーラ・パットンさんが内定しているほか，主演は「アレキサンダー」や「トータルリコール」（2012年公開）まで，さまざまな役柄をこなすコリン・ファレルさんにオファーが出されているという。

　World of Warcraftの映画化は，2006年から進められてきたが，実際に撮影に入るのは2014年1月からとのこと。劇場公開まではかなりの期間があるが，おそらくコンピュータグラフィックスを多用するためだろう。果たしてどのような映画になるのか，その続報に期待したい。