お知らせ
読者とメディアが選ぶ「TGS特別企画 メディアアワード 2021」結果発表。4Gamerアワードには「DUNGEON ENCOUNTERS」を選出
ここ数年,TGS開催のタイミングに合わせて,「4Gamer」「ファミ通」「ゲームの電撃」による連携企画「メディアアワード」を実施しているのですが,その結果をさっそく発表します。
まずは,読者の投票結果からです。今年もゲームファンのみなさんには,Twitterを使って「気になったタイトル」や「応援したいタイトル」をツイートしてもらいました。今年も開幕前日に企画を告知するという急な話だったにもかかわらず,ご参加いただいた皆さん,本当にありがとうございます!
タイトル | メーカー |
---|---|
真・女神転生V | アトラス |
ALTDEUS: Beyond Chronos | MyDearest |
RPGタイム!〜ライトの伝説〜 | アニプレックス |
STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN | スクウェア・エニックス |
地球防衛軍6 | ディースリー・パブリッシャー |
FORSPOKEN | スクウェア・エニックス |
チョコボGP(チョコボグランプリ) | スクウェア・エニックス |
DYSCHRONIA: Chronos Alternate | MyDearest |
百英雄伝 | 505 Games |
モンスターハンターライズ:サンブレイク | カプコン |
[TGS 2021]今年も読者参加型でやります! 3メディア連携の「TGS特別企画 メディアアワード2021」で,みなさんの注目作を教えてください
「TGS出展タイトル」という対象範囲が広かったこともあり,投票はとてもバラけたのですが,アトラスの「真・女神転生V」が堂々の1位となりました。さすがは長い歴史のあるIP,その8年ぶりのナンバリング新作です。ゲーマーの期待の高さがうかがえます。
続く,2位にはVRタイトル「ALTDEUS: Beyond Chronos」,3位にはインディーズゲームの「RPGタイム!〜ライトの伝説〜」がランクイン。さまざまな分野から注目作が寄せられており,ゲームの裾野の広さを実感する結果となりました。
4から何年ぶりだろうかアトラスはかかった制作期間に見合ったクオリティを提供してくれるのでめっちゃ期待してます
未成熟なVR分野において、ここまで感情移入し熱狂できる作品に出会うとは思わなかった
小学生のころノートにらくがきしたスゴロクを思いすなぁ
すっごく楽しみ・・・!
さて,告知の際にお伝えしたとおり,今回の企画に参加してくれた方の中から5名に5000円分のギフト券(App Store & iTunes ギフトカードまたはGoogle Play ギフトカードまたはAmazonギフト券のいずれか)をプレゼントいたします。本日以降,Twitterの4Gamer公式アカウント(@4GamerNews)からDM(ダイレクトメッセージ)で連絡しますので,お見逃しのないようにお願いします。
そんな読者の投票結果を眺めながら,4Gamer編集部でも「とても楽しみ!」「これはぜひ注目してほしい」という作品(一部トピック)を選びました。昨年と同じく,アワード1本+注目10本となっています。
DUNGEON ENCOUNTERS
4Gamer注目の10本
RPGタイム!〜ライトの伝説〜
AWAY
EGRETII mini
Survival Quiz CITY
シン・クロニクル
真・女神転生V
DYING:1983
Voice of Cards ドラゴンの島
IKEAのゲーマー向け家具
Xbox Cloud Gaming
※作品は読みの50音順
DUNGEON ENCOUNTERS
スクウェア・エニックス
PC / PS4 / Switch
今回の東京ゲームショウで出展された作品の中から,「TGS 4Gamerアワード」として選んだ作品は「DUNGEON ENCOUNTERS」です。
4Gamerではプレイレポートを掲載していますが,ご覧のとおりグラフィックスは極めてシンプル。CG技術を駆使した美麗なカットシーンや派手な演出はありませんが,ゲームシステムにはコンピュータRPGの根源的な面白さがギュッと詰め込まれている点が特徴です。
また,本作のディレクターは「ファイナルファンタジー」シリーズでお馴染みの「アクティブ・タイム・バトル」(ATB)を考案した伊藤裕之氏が務めています。もちろん,本作のバトルシステムにもATBが採用されており,その意味でも注目せざるを得ないところ。
なるべく幅広いプレイヤーに受け入れられるべく,メーカー各社が試行錯誤を繰り返しているのが現代のゲーム業界の風潮ですが,本作はそれに逆行するかのように尖りまくり。「シンプルなゲームデザインを突き詰めた」作風は,間違いなく万人向けとは言えないものの,それでも惹かれてしまう魅力を秘めていると感じました。
[TGS 2021]渋すぎるがあまりに濃いダンジョン探索RPG「DUNGEON ENCOUNTERS」は,コマンド選択型バトルの魅力とスリルが詰まっている
スクウェア・エニックスが2021年10月14日に配信を予定している「DUNGEON ENCOUNTERS」のプレイレポートをお届けする。本作は,画面はシンプルだが戦闘は奥深く,コンピューターRPGの面白さがギュッと凝縮されたダンジョン探索型RPGだ。
続いて,編集部の話し合いにおいてノミネートとして名前は挙がったものの,惜しくもアワードには漏れてしまったのが,下記の10タイトルです。こちらも「4Gamer注目の10本」として紹介いたします。
RPGタイム!〜ライトの伝説〜
アニプレックス / DESKWORKS
PC / Xbox Series X / Xbox One / iOS / Android
2018年のTGSメディアアワードにて,大賞に選出した作品です。構想に15年,開発に9年をかけて,じっくりと熟成を重ねてきたインディーズゲームの期待作が,いよいよ今冬発売となります。「主人公の友達である“けんた君”がノートに描いたRPG」という設定にも心惹かれますが,けんた君の創意工夫が伝わるゲームUI,ビジュアルの作り込みといった点も見どころと言えそうです。
[TGS 2021]「RPGタイム!〜ライトの伝説〜」開発者インタビュー。日本の小学生あるある,実は世界共通だった
東京ゲームショウ2021の幕張メッセ会場に,「RPGタイム!〜ライトの伝説〜」の世界観を再現した教室風のブースが出展されていた。そのブース内で,本作の開発者であるDeskWorksの藤井知晴氏と南場元樹氏に話を聞けたので,その模様をお届けしよう。
[TGS 2021]「RPGタイム!〜ライトの伝説〜」プレイレポート。小学生ゲームマスターの手腕が光る王道RPG
アニプレックスが2021年冬に発売を予定している「RPGタイム!〜ライトの伝説〜」。そのPC版プレイアブルデモが,東京ゲームショウ 2021の幕張メッセ会場に出展されていた。さっそくプレイしてみたので,そのレポートをお届けする。
AWAY
ハピネット / Breaking Walls
PC / PS5 / PS4
プレイヤーが操作する主人公がフクロモモンガという点がまず目を引く本作。獰猛な生物や過酷な環境をくぐり抜けながら冒険していくことになりますが,時折ナレーションによるストーリーテリングが入るため,全体的にドキュメンタリー番組のような雰囲気があります。フクロモモンガの視点から描かれる世界では,人間には体験できないものを存分に見せてくれそうです。
[TGS 2021]アクションADV「AWAY」試遊レポート。大自然を描く美麗なグラフィックスや,モモンガの親子を待ち受けるドラマティックな展開に注目
東京ゲームショウ2021のハピネットブースにて,PS5/PS4向けアクションアドベンチャー「AWAY」がプレイアブル出展されていた。大自然を描いた美麗なグラフィックスや,モモンガの親子に待ち受けるドラマティックな展開が注目の本作。本稿ではそのプレイレポートをお届けする。
EGRETII mini
タイトー
多数のゲームを収録した小型ゲーム機と言えば,さまざまな製品が世に出ていますが,EGRETII miniには操作性の向上やハードの拡張性といった,後発ならではの強みが見られます。ディスプレイが回転できるギミックは新しいもので,ガジェット好きに刺さるはず。クセのある収録タイトルも含めて,ファンアイテムとしての完成度の高さを感じました。
[TGS 2021]タイトーが「EGRET II mini」をプレイアブル出展。快適なプレイを約束するこだわりの設計をデモ機で確認した
タイトーは,2022年3月2日に発売予定の小型ゲーム機「EGRET II mini」(イーグレットツー ミニ)を,東京ゲームショウ2021 オンラインのオフライン会場・ハピネットブースで出展している。40本の懐かしいアーケードタイトルを収録した本機には,プレイを快適にするためのさまざまなこだわりが詰め込まれている。
Survival Quiz CITY
Phoenixx / バンダイナムコスタジオ
PC
多人数でクイズに挑戦して,最後まで生き残って優勝を目指すアクションゲーム。この説明だけでは,あまり目新しさはなさそうに思えるかもしれませんが,クイズに不正解となり「負け組」になってしまったプレイヤーにも救済措置が用意されていたり,正解した“勝ち組”がこぞって“負け組”の復活を妨害したりするシステムがなかなかユニークです。オンラインパーティーゲームの一角に割って入れるか,興味津々です。
[TGS 2021]「Survival Quiz CITY」試遊レポート。頭脳だけでなくアクションゲームの腕前も試される一風変わったクイズゲーム
東京ゲームショウ2021のPhoenixxブースにて,バンダイナムコスタジオが手掛ける「Survival Quiz CITY」が出展されていた。頭脳とアクションゲームの腕前の両方を試される,“サバイバルクイズアクション”という一風変わったジャンルを冠する本作の試遊レポートをお届けする。
シン・クロニクル
セガ
iOS / Android
あの「チェインクロニクル」シリーズの後継作ということで,否が応でも注目が集まる本作。各章には10時間以上のボリュームがあり,クライマックスでは二者択一に迫られますが,選択前のセーブなどなく,やり直しが一切きかない。プレイヤーによって異なる“1度きりのRPG体験”を謳う,なかなかに挑戦的な意欲を感じます。最初の発表時点でプラットフォームを伏せていたため,お披露目の際にはさまざまな反応が見られましたが,ここからどのような展開になるのでしょうか。
[TGS 2021]「シン・クロニクル」決死行の分岐にやり直しはない――誰と生き,誰が散る,1度きりのRPG体験は2021年12月15日から
セガは東京ゲームショウ2021 オンラインの2日め,新作スマホゲーム「シン・クロニクル」を,2021年12月15日に配信すると発表した。チェンクロの後継作たるシンクロでは,選び直しなしのルート分岐で,決死行の覚悟に震わされる。
真・女神転生V
アトラス
Switch
アトラスの看板RPGシリーズ,ファン待望の完全新作です。読者投票の1位になった作品ですし,4Gamerとしても注目するに決まっています。4Gamerでは序盤のプレイレポートを掲載していますが,世界の“終末感”は「これぞメガテン!」「この東京が見たかった!」といったところ。おなじみの仲魔や悪魔合体のシステム面でも集大成的なものを期待しています。
[TGS 2021]「真・女神転生V」先行プレイレポート。崩壊した東京の描写と充実した探索要素が魅力
アトラスが2021年11月11日に発売を予定しているSwitch用RPG「真・女神転生V」の先行プレイレポートをお届け。崩壊した東京の描写と充実した探索要素,新要素が追加されたプレスターンバトルが魅力の「真・女神転生」のナンバリング最新作だ。
DYING:1983
Game Source Entertainment / NEKCOM Entertainment
PS5
昭和58年の日本が舞台のホラーゲームという,ユニークな着想に興味がそそられます。若い人には未知の世界,ある年代以上にとっては既知の世界なので,プレイヤーによってさまざまな感情が生まれそう。PS5の高い表現力を活かした映像には,複雑な光と影が織りなす美しさだけでなく,異様な不気味さが潜んでいます。細部まで作り込まれた“昭和58年”を覗いてみたくありませんか。
[TGS 2021]「DYING:1983」の試遊版をプレイ。じわじわと絡みついてくるような恐怖の中,さまざまな謎と向き合う
「東京ゲームショウ2021 オンライン」のオフライン会場・ハピネットブースで試遊できる,ファーストパーソン・ディティクティブ・ミステリーゲーム「DYING:1983」のプレイレポートをお伝えしよう。“昭和の日本”を舞台に描かれる恐怖とは……?
Voice of Cards ドラゴンの島
スクウェア・エニックス
PC / PS4 / Switch
「すべてカードの脳内再生RPG」とは……? 発表時には謎ばかりでしたが,ヨコオタロウ氏,齊藤陽介氏,岡部啓一氏といった開発陣の顔ぶれを見れば,妙な期待感が湧き上がってきます。カードで表現されたフィールドを冒険し,ダイスを振って戦闘を解決,安元洋貴さんが演じるゲームマスター(GM)が情景描写を読み上げるといったテーブルトークRPGを強く意識した作風は,アナログ的でありながら逆に新しさもあり,デジタルゲームの可能性を広げるかも。
[TGS 2021]ヨコオ氏が「Voice of Cards ドラゴンの島」の制作秘話を語った生放送をレポート。コンセプトは“四畳半で安元GMと遊ぶTRPG”
スクウェア・エニックスは,2021年10月2日に配信されたオンライン番組「SQUARE ENIX PRESENTS at TGS 2021 Online」内にて,2021年10月28日に発売を控えた新作「Voice of Cards ドラゴンの島」(PS4 / Switch / PC)を紹介する番組を放映した。本稿ではその模様をレポートする。
IKEAのゲーマー向け家具
今年のTGSでは,北欧家具メーカーのIKEAが初出展を果たしました。同社はチェアやデスク,収納家具など,25以上の製品を展開していますが,いずれも手頃な価格であるうえ,他社の同製品にはないデザインや雰囲気が目を引きます。黒や赤を基調としたものだけでなく,白やグレーの製品も多数用意されており,ゲーマーの部屋を大きく変える大きな一石を投じるかもしれません。やっぱり,組み立ては自分でやるんですよね?
[TGS 2021]家具メーカーのIKEAがゲーマー向け家具を展示。新製品の電動昇降機能付きデスクや,落ち着いたデザインのチェアも
東京ゲームショウ2021に,家具メーカーのIKEAが初出展している。IKEAはASUSTeK Computerのゲーマー向けブランド「Republic of Gamers」との協業でゲーマー向け家具を展開しており,ブースでは新製品の電動昇降機能付きデスクやチェアが展示されていた。
Xbox Cloud Gaming
出展タイトルとは少し違いますが,TGS期間中にMicrosoftのクラウドゲームサービスについて発表が行われ,国内の正式サービスが始まりました。Xbox Game Pass Ultimateに加入すれば,PCやiOS,Andorid端末で最新ゲームが遊べる。つまり,いつでも,どこでも,そしてゲーム機を持っていなくてもいいというわけです。現状,各社のクラウドゲームは苦戦している印象がありますが,風穴を開けることができるのか。今後のゲーム業界を占ううえでも動向が気になります。
Microsoftのクラウドゲームサービス「Xbox Cloud Gaming」,日本での正式サービスは10月1日に開始へ。アジア地域責任者にその狙いを聞く
Microsoftは東京ゲームショウ2021の開催に合わせて,「Xbox Cloud Gaming」の国内向けの正式サービスを2021年10月1日に開始することを明らかにした。本稿では,プレス向けのグループセッションと,アジア地域責任者であるJeremy Hinton氏へのインタビューをお伝えする。
「ファミ通」のアワード発表はこちら
「ゲームの電撃」のアワード発表はこちら
- この記事のURL: