ディズニーがルーカスフィルムを買収。シリーズ最新作「Star Wars Episode 7」は，2015年公開予定

　The Walt Disney Companyは北米時間の2012年10月30日，「スター・ウォーズ」シリーズなどで知られるLucasfilmの買収を明らかにした。買収総額は40億5000万ドル（約3224億円）で，現金と株式で支払われる予定。

The Walt Disney Company公式サイト
「DISNEY TO ACQUIRE LUCASFILM LTD.」

　この買収により，Walt DisneyはLucasfilmの経営権および，スター・ウォーズフランチャイズに関する諸権利，最新のエンターテイメント技術などを獲得することになる。今のところ，LucasfilmおよびIndustrial Light & Magic，Skywalker Soundの名称変更などは行われず，人員の異動なども予定されていない。

　Lucasfilmの社長には，現在LucasfilmのCo-Chairmanを務めるKathleen Kennedy氏が就任し，同時にスター・ウォーズブランドのマネージャーも務める。Kennedy氏はエグゼクティブプロデューサーとして，2015年公開予定の映画「Star Wars Episode 7」の制作に携わるという。

　Lucasfilm傘下のLucasArtsは，1982年の設立以来，さまざまなアドベンチャーゲームの制作/販売を行っており，現在はスター・ウォーズ関連のタイトルを中心に開発を進めている。今回の発表では言及されていないが，上記のように合併による人員の異動や組織変更は予定されていないため，「Star Wars 1313」など，開発中のプロジェクトについても目下のところ変更はないようだ。