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「Overwatch League」,さらに8チームを加えた全20チームで第2シーズンが開催。勝利を勝ち取るのはどのチームか
「Overwatch League」公式サイト
昨シーズン(2017〜2018年)から始まった「Overwatch League」は,eスポーツのプロリーグとして初めて「ジオロケーションベース」と呼ばれる,世界各地の都市に「ホーム」を設定するシステムが採用された。ただし,1シーズンにつき4ステージ(5週間)で戦われるリーグ戦は,Blizzard Entertainmentがロサンゼルス近郊に所有する専用スタジオ「Overwatch Arena」で行われるので,それぞれのチームが地元のファンと交流できるのは,おおむねオフシーズンに限られる。
しかし,野球やサッカーなどのプロスポーツと同様,「地元チームを応援する」というファンの心理効果を生んでいるのは間違いなく,eスポーツリーグの中では非常に先進的な試みといえるだろう。
第2シーズンは,昨シーズンに8チームを加えた全20チームの大所帯になり,期間中の報酬が約束されている登録プロプレイヤー数は100人ほど増加している。賞金総額は500万ドル(約5億5300万円)で,昨シーズンの350万ドル(約3億8700万円)に比べて大きく増えた。運営側にとってもファンにとっても,非常に密度の濃いプロリーグに発展しつつあるようだ。
開催された第1ステージのオープニングマッチは,昨シーズンのグランドファイナルに出場したロンドン・スピットファイアとフィラデルフィア・フュージョンの組み合わせで,プレシーズンから好調を維持してきたフュージョンが勝利した。もちろん,シーズンはまだ始まったばかりで,スタンディングに一喜一憂するのも早過ぎるが,新加入の杭州スパークやバンクーバー・タイタン,パリ・エターナルなども順調に勝利ポイントを得たようだ。
果たして,今シーズンはどのようなドラマを生み出すことになるのか。気になる人は,Overwatch League公式サイトや実況中継が行われる公式Twitchページなどをフォローしてみよう。
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(C)2015 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.
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