期待のFPS「S.T.A.L.K.E.R.」の公式サイトがリニューアル

　ウクライナのデベロッパ，GSC Game Worldが開発中である「S.T.A.L.K.E.R.:Shadow of Chernobyl」の公式サイトが，デザインを一新して「こちら」に再オープンした。新しい公式サイトでは，ゲームのバックストーリーやキャラクター，そして注目の“ゾーン”にうごめくモンスター（顔写真付き）などが紹介されている。
　ゲームの舞台となるのは，1986年に事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所の周囲に形成された危険地帯，ゾーンだ。主人公は，そのゾーンに潜入して新種の生物やエネルギー物質を回収して生計を立てる“ストーカー”と呼ばれる職業の男となり，モンスターだけでなく盗賊や，ゾンビ化したほかのストーカー，そして謎の科学者などと戦うことになる。
　ゾーン内には独自の生態系が形成され，プレイヤーが潜入していないときでも，捕食だの徘徊だの，モンスター一体一体に組み込まれたAIによって自律的に行動している。独自開発されたゲームエンジンは物理効果もサポートし，光と影が緻密なグラフィックスと相まって，ゾーンのリアリティを高めている。ジャンルはFPSとなっているが，オープンエンドで成長要素もある独特のゲームになりそうだ。

　欧米での発売は3月23日が予定されており，この公式サイトのリニューアルは，近づいてきた発売日に合わせたものと思われる。「買うしかない」と思っている人はアクセスしてみよう。（松本隆一）